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概要

あーしあん332

5 パルシステム山梨では、2年に1度行われる役員(理事・監事)の改選を、定款で定められた「選挙」で行っております。 過去の傾向としては、定数内での立候補という状況が続いており、総代会では「(新役員の)当選報告のみ」を行ってきました。しかし、2017年の役員改選の際、1つの選挙区で候補者が定数を上回り、初の投票を行う選挙となりました。その際には、選挙への理解や判断の難しさなど様々な課題が見られ、総代(組合員)の皆様からも多数のご意見を頂きました。 2008年の生協法改正(60年ぶりの大幅改正)や、組織・事業の大規模化・複雑化など、経営責任体制の強化が求められる社会情勢を踏まえ、パルシステム山梨でも、将来を見据えた新たな役員選出制度の構築が必要と考えられ、9月より組合員の皆様と仕組みづくりに向けた意見交換を始めております。 パルシステム山梨理事会では、制度構築に向けて、様々な要素を考慮した3つの基本認識を整理しました。①公平性基本的に組合員であれば役員になることが可能である地域間のバランスをとるため、非常勤(組合員)理事は3つのセンターエリアの「地方区」に分ける②継承・発展性組合の継承・発展性のため、必要不可欠な人材(役付役員・有識者含む)は「全体区」として組織提案する③透明性地方区は当該エリアの組合員(総代など)を中心とした組織で選考し、全体区は、地方区の組合員理事が過半数以上を構成する理事会内組織(役員人事委員会)で選考する 以上の基本認識を踏まえ、理事会では新たな役員選出制度として「選任」制度が、今後の役員選出に適切と考えました。【選挙、選任制度の違い】●選挙制度とは…次期役員を、総代による投票(得票順)で決定する仕組み候補者が定数内の場合は、投票は省略し、基本的に候補者全員が当選●選任制度とは…次期役員への候補者を一括した役員体制として理事会が議案提案し、総代が議決する仕組み【現在の選挙制の課題】●役員選出制度がよくわからない●問い合わせ対応・情報提供(理事・監事の職務内容や推薦の経緯)が不十分●限られた情報、期間での投票の判断が難しい●組合員を中心とした、選挙管理委員会による運営のため、対応に限界がある●過半数の得票が無くても得票順に当選となる●無投票当選となった場合、報告のみとなり、実質的には総代が選考に関与できない●最終的な役員構成は開票結果に左右されるため、次期役員体制の提案ができない【選任制度の特徴】●地方区候補者選考会議を設けることで、組合員が組合員の代表(組合員理事)を選ぶことにしっかりと関わることができる●地方区選出の組合員理事が組織運営に関わることで、より組合員の意見反映が期待できる●地方区を3つのセンターエリアに分けることで、役員の地域間のバランスを取ることができる●総代会での議案提案のため、改選年には総代が必ず議決に関わり、過半数の賛成が必要●役員全体構成として提案されるため、適切な次期役員体制を提案できる新たな役員選出制度構築に向けた意見交換がスタートしました。新たな役員選出制度の構築とは…第6回定例理事会報告(2019年10月31日開催)◆協議事項なし◆特別報告① 2019年度事業活動報告上半期まとめについて② 「新たな役員選出制度構築に向けた意見交換」について【12月意見交換会】 12月にも意見交換会を予定しておりますので、お時間に都合がつくようでしたら、ぜひご参加頂きたいと思います。■12月10日(火)10時~ 会場:西桂センター■12月12日(木)10時~ 会場:双葉ふれあい文化館■12月16日(月)10時~ 会場:ぴゅあ総合 (山梨県立男女共同参画推進センター)■12月17日(火)13時半~ 会場:玉穂総合会館