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概要

あーしあん334

2日本はすでに人生90年の時代 日本でも話題となった書籍「ライフ・シフト」には私たちの想像を超える衝撃的な内容が書かれていました。 「2007年生まれの子どもの半数は107才まで生きるだろう。」 現時点での生活設計は80~87才を想定して作られているものがほとんどです。しかし、この著書の内容から考えると、これからは100才超まで設計を考えていかなければ、資産が尽きてしまうことになってしまいます。 老後2000万円問題も話題になりました。総務省統計局「家計調査年報」によると、無職高齢夫婦世帯では毎月の家計不足額は5万円、年間にすると不足額は約60万円にもなります。 今後65歳から30年間は人生が続くとすると、総額で約2000万円の不足という計算になります。 人生100年時代を迎えるにあたり、国の姿はどう変わっていくのか。 すでに国は70才まで働けるように制度を変えようとしています。私たちはまさにその中にいます。 バブル経済崩壊後も、国や企業が私たちの生活を守ってくれていましたが、1997年に平均所得はピークを迎えました。この年以降所得が減り始め、一度も1997年を超えることはなく豊かになれていません。同時に共働きが進みました。 2 0 0 8 年に起きたリーマンショックでは100年に一度の不景気に陥りました。 不景気になったのに、税金や社会保険料が上がりました。個人の収入が上がらないのに、差し引かれるお金は増えてきています。そうなると生活は豊かになりません。 以前は就職すれば生活は安定し、家計は上りエスカレーター状態でした。しかし、今は決して安定しているとは言えず、下りエスカレーター状態となっています。人生100年時代のライフプラン12月6日ホテル春日居に於いて、くらしの見直し講演会が開催されました。講師には、ファイナンシャルプランナー(CFPR認定者)、家計の見直し相談センター代表の藤川太さんをお招きしました。