ブックタイトルあーしあん337

概要

あーしあん337

アンケートに答え、希望の商品の番号を明記の上、ご応募ください。●読者アンケート5月号で掲載した内容でよかった記事の番号を書いてください（複数回答可）。?特集 ?ちょこっと情報?なんでもぱる ?理事の活動日記?みんなぱるっ子 ?なるほどVFK?だいどこログ ?ぱるLetters?オーガニックコットン●プレゼントアンケートに答えて下さった方の中からプレゼントを差し上げます。希望の商品の番号を記入してください。? オーガニックコットンの小物…5名様? ヴァンフォーレ甲府 泉澤仁選手のサイン色紙とこんせんくんストラップ……… 3名様?ＶＦＫ指定席ペアチケット…各2名様詳細は、7ページをご覧下さい。お申し込みはこちら→投稿用紙「あーしあん行き」 応募締切 5月22日（金）まで●組合員名●組合員番号●TEL●市町村名●よかった記事の番号（複数回答可）●プレゼントの希望の番号おすすめの素敵なスポットや、最近気になるニュース、また特集などで取り上げてもらいたい話題などお寄せ下さい。あーしあんNo.337発行：パルシステム山梨理事会　　　　　　　　　　　●本部事務所　〒400-0051 甲府市古上条町225-1　TEL 055-243-6327　　　●西桂センター　〒403-0022 南都留郡西桂町小沼869-1　　 0120-32-1061編集：パルシステム山梨管理・運営本部　　　　　　　●甲斐センター　〒400-0105 甲斐市下今井3590-1　　 0120-28-5891　　　●一宮センター　〒405-0071 笛吹市一宮町北都塚288-1　　 0120-21-9898オーガニックコットン?女性たちが守る種?　インドでは古くからコットンを栽培していましたが、２０００年以降、多国籍企業の進出により遺伝子組みえのコットン栽培は急速に広まりました。しかし、その多くは次の種ができないよう遺伝子操作されたもの、そして同じ多国籍企業が販売する専用の農薬や肥料を大量に投入しなければ育たないものでした。企業は「強くて儲かるコットン」という宣伝文句を広める一方、高額な種と農薬や化学肥料を買い続けなければならない無限のループに陥る農家が多く現れました。そのため一度でも栽培につまづくと、たちまち生活に行き詰まり、後には汚染された土と借金のみが残るという最悪の事態に追い込まれました。中部インドのコットンベルト（コットン栽培地帯）と呼ばれる一帯は、追い詰められた農民が３０分に１人自殺するという事態に発展。別名「自殺ベルト」と呼ばれるほど大きな社会問題となっていったのです。フェアトレードの生産者達　フェアトレード団体「シサム工房」のパートナー、「チェトナ」ではコットン栽培農家の多くで女性が目覚ましい活躍を見せており、女性達が村ごとにユニークな「種銀行」を運営している団体もあります。その土地の様々な作物の種を保管して、仲間同士で貸し借りをおこない、土地在来の種を守り、大きな負担だった種の購入のための借金から解放されるようになりました。こうして種を守る女性たちは「種の守り人」（ＳｅｅｄＧｕａｒｄｉａｎ)と呼ばれ、村の中でも一目置かれているそうです。こうして村の中で女性たちが重要な役職を持つことで、地域や家庭でも活躍する輝かしい存在となることが、これからの持続可能な社会への大きな可能性につながっていきます。　オーガニックコットンを「知る」そして「選ぶ」こと。わたしたち人間から、やさしさの連鎖を生み出していきたいですね。事業本部　廣瀬　美香参考文献　シサム工房HPより