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概要

あーしあん343

2産地では今…様々なイベントで親交を深めている秋田県大潟村、「元気な稲穂あっこちゃん」の独自産地 オーリア21。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、交流企画が全て中止。そのような中生産者からメッセージが届きました。昨年10月の台風19号豪雨による千曲川氾濫・堤防決壊により深刻な被害を受けた、りんごの産直産地「サンファーム」。現在の様子を生産者に聞きました。大潟村産直会オーリア21とは かつて日本で2番目に大きかった湖「八郎潟」を干拓してできた新世の大地大潟村の米生産者のグループです。メンバーは8人。大潟村を築き上げてきたパイオニアたちの二世で組織されています。平成5年の大凶作において組合員の皆さんに安全な国産米を届けられなかった反省から、「オーリア21」の前身「21世紀の農業を考える会」と契約米制度を通して“産直”関係を結びました。~オーリア21 土屋さんから~ウィズコロナの現状、山梨との交流で考えていることは? 地域の農家は、学校が休校になった関係で、農作物や牛乳などが出荷出来なくなり廃棄してしまったり、入学式、卒業式も開催されなかったため生花も出荷出来なくなったりと大打撃になっています。 私達米農家は、パルシステム山梨に出荷しているお米は、全部出荷することができますが、他の外食向けや卸販売を予定しているお米は、飲食店の自粛のため消費が落ち込んでしまいました。 コロナウイルスは人間関係にも入り込み過剰な風評をもたらし、生き難い時代を作ろうとしている現状があります。しかしその一方で、私達人間に対してどう正しく生きるかを試しているようにも感じます。人間が自然破壊をしながら食糧を増産しつつフードロスを出している現状。人間ばかり便利になった人間ファーストの結果、ウイルスがバランスをとる為に猛威をふるっているのではないかとさえ感じます。このような事態が起きてからしか、反省出来なくなってしまいました。やはり人間は、自然の中で生かされていることを学び伝えなければならないと思っています。組合員のみなさんへ いつも〝元気な稲穂あっこちゃん〟をご購入頂きまして、ありがとうございます。 今年は交流事業が全て中止になり、皆さんとお会い出来なくなってしまい残念に思っています。秋には一度リモートで交流を行う予定ですが、これを機により多くの組合員の皆さんと交流できればと考えています。また、コロナ禍の影響で人との関わり方が今後変化していくと思われます。当会も時代の良い所を取り入れ、いつの時代も変わらない、人として正しいことを念頭に置き、皆さんとお付き合いをしたいと思っています。 今年も暑い夏でした。ニュースで山梨県の最高気温を聞くと、心配になる温度でした。秋田も35度越えの日が続きましたが、山梨に比べたら低い方だと思っていました。この暑い中、組合員の皆さんや職員の方も頑張っているのだからと思い、私達も農作業を頑張る事が出来ました。今年お届けしているお米は、量、味ともに平年並みという評価ですが、いかがでしたか?稲刈りの時は、メンバー皆パルシステム山梨の組合員さん、役職員の事を思い浮かべたり、お会いした時は何を話そうか等考えたりしながら収穫していたと思います。 これからの自然災害を考えると気を抜けませんが、まずは、どんな年でも必ずお届けすると約束していますので責任を果たせた事が一安心です。今年の新米を宜しくお願いいたします。昨年大潟村で行われた収穫祭の様子オーリア21PR動画