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概要

あーしあん345

2 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。 昨年は新型コロナウィルス感染症拡大により、商品のお届けにおいて多大なご迷惑やご不便をお掛けしました。加えて様々な活動企画を自粛せざるを得なく、組合員の皆さまにはお詫び申し上げます。このような状況下であるにも関わらず多くの励ましをいただき、現場で働く職員たちに勇気と力を与えていただけた事に心より感謝申し上げます。 これまで生協の活動は人が集うことを前提に行ってきました。それが困難となった今、組合員と、また組合員同士がどのように繋がっていけるのかを模索しております。まずはインターネットを活用し、これまで情報をお伝えしているホームページやY o u T u b e に加え、インスタグラムでの発信をスタートさせました。そして昨年11月からは組合員参加による産地交流や健康維持、子育て企画などのオンライン交流を始めました。産地交流では海を越えてタイの〝バナナ畑の今〟を生産者に案内していただきながらお話をしたり、秋田県大潟村オーリア21と山梨の組合員宅が繋がり、一緒にだまこ作りを行ったりもしました。実際に顔を合わせることが難しい今、パソコンやスマートフォンの小さな画面を通してではありますがご自宅に居ながら気軽に参加していただける、そんな企画をこれからも準備していきます。あわせてオンラインだけに頼らずにコミュニケーションできる方法も考えていきます。 昨年は6月の総代会でご承認いただいた長野県への事業拡大の準備も進め、新年を迎え諏訪市に諏訪拡大事務所を開設する運びとなりました。より多くの方にパルシステムが取り組む活動や商品をお伝えして行きます。 一方でコロナ禍は、さらなる困窮や新たな困窮を生みだしています。パルシステム山梨では「食べる」を支援するため、組合員のご協力をいただき、年2回のフードドライブを実施し、フードバンク山梨や甲斐市社会福祉協議会に組合員からお預かりした食品をお届けしました。また、昨年はアルバイトが無くなり、学費や生活費を賄えずに苦労されている学生さんを応援しようと都留文科大学で食品の配布を行いました。加えて、チラシ「うまい甲斐」の商品を利用いただいた売上げの一部を子どもたちの暮らしや学習を支援されている二つのNPOにお贈りすることも出来ました。引き続き、『共にささえあう』という思いのもと、組合員の皆さまのご協力をいただきながら生協が出来ることを行っていきたいと思います。 今年も感染予防に努め、組合員の皆さまの暮らしを支えて参ります。皆様もどうぞご自愛ください。新型コロナウィルス感染症の一日も早い収束を願い、新年のご挨拶とさせていただきます。パルシステム山梨 理事長梅原 隆子2021コロナに負けるな!応援企画寄付金を贈呈都留文科大学生への食料支援オーリア21リモート交流会の様子