ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

あーしあん346

5決まったこと報告されたこと● 「パルシステム給付型奨学金募金」の実施と、その運営を行う「パルシステム給付型奨学金運営委員会」へ賀川一枝理事を推薦することを確認しました。この奨学金制度は様々な事情により就学が困難な大学生などに返済不要の奨学金を給付し、定期的に生活・進路相談や精神面でのサポートをしながら、将来的な自立に向けた支援を行います。● 2021年度の事業・活動方針(素案)が報告され、コロナ禍での事業・活動の進め方などについて、理事会内で意見交換を行いました。3月度定例理事会まで論議を進めます。● JAフルーツ山梨、ワーカーズコープ東京三多摩山梨事業本部とパルシステム山梨が親団体となり、農業軽作業支援、家事支援に取り組む助け合い組織「いいさよ~山梨」(活動エリアはJAフルーツ山梨管内)を設立しました。この活動の展開にかかる協同組合間連携協定書の締結を行いました。● 2月20日に映画「タネは誰のもの」のリモート上映と、種苗法改正に関してパルシステムの考え方や方向性についてお話しを予定しています。●12月24日環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室に「今後のプラスチック資源循環施策のあり方(案)」に対する意見書を提出しました。第21回定例理事会を開催しました。2020年12月24日ダイジェスト! 2011年の東日本大震災より、まもなく10年を迎えようとしています。 10年前、私自身は、東京駅近くのビル6Fにてその瞬間を迎えました。ビルの窓から大きく波打つ高層ビル群を目の当りにして、映画のワンシーンでも見ているような、不思議な感覚に陥った事を今も鮮明に記憶しています。大津波、東京電力福島第一原子力発電所の被災と断片的な情報の中、交通網は、完全に麻痺し、人の波に押し流され、緊急避難場所の都庁に着いたのは午前零時を回っていたと記憶しています。 2020年9月現在、死者、行方不明者合わせて1万8千名を超え、避難生活などで亡くなった関連死を含めると2万2千名を超える尊い命が奪われ、今もなお、多くの方が苦しんでいます。 パルシステムでは、これまで「人的派遣」「物的支援」「署名活動」「意見書提出」など組合員の皆様にも協力いただき、様々な形で被災地を応援してまいりました。 そして、東日本大震災を契機に、あらためて脱原発社会の必要性を痛感し、2003年3月には、原発に頼らない再生可能エネルギーの普及に向け、(株)パルシステム電力を設立し、2020年11月現在、4万1千名を超える組合員の皆様にご契約(パルシステム山梨は1千5百名)いただき、「FIT電気(再生可能エネルギー)+再生可能エネルギー」比率も80%を超えるまでに成長しています。 10年が経ち、私たちはもう一度、原点に立ち戻りあらためて今の社会、今後の社会を見つめ直す契機にしていくことが大切ではないでしょうか。 エネルギーは、食と同様に私たちの暮らしになくてはならない存在です。次世代へ未来ある地球環境を継承していく為に、これからも地域の関係諸団体や組合員の皆様と力を合わせ、原発のない、安心して暮らすことのできる地域社会を創っていきたいと思います。常勤理事小沢 浩二(2020年12月18日開催)◆ 2020年度期末監査計画について・ 期末監査計画の監査項目と監査日程を協議した。◆ 2021年度監事会予算について・ 監事会予算案を協議した。第9回監事会報告