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概要

あーしあん348

2 昨年は新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大し、日本でも緊急事態宣言が発出されました。人と人、地域が分断され、コミュニケーションの手段さえ見当たらない状況となりました。 パルシステム山梨では、緊急対策本部を立ち上げ、職員の感染防止対策に取り組むと共に、商品のお届けに全力を尽くしました。 多くの商品で欠品が生じご迷惑をお掛けしましたが、「宅配」への需要の高まりもあり、供給高は過去最高となりました。 あらためて組合員の皆さまに感謝申し上げます。 活動面では、人が集まることでの感染リスクを考慮し、リモート会議システムやインターネットを活用し、少しでも私たちの想いを届ける工夫に努めました。 決して十分な活動ではありませんでしたが、まずは、できることにチャレンジをした1年となりました。 新たな取り組みとして、「はじめてばこ」のお届けを開始しました。 山梨に生まれてきてくれた赤ちゃんに、〝おめでとう〟〝ありがとう〟の想いを込めたプレゼントのお届けには、多くの感謝の言葉が寄せられています。 この活動には、山梨県をはじめとし、多くの企業も賛同してくれています。子育てに必要な情報や見守りなど、一緒に子育てに参加する気持ちで取り組みをすすめています。 また、パルシステムグループでは、「給付型奨学金」を新設しました。 学びたくても経済的理由から進学が困難な若者に、学費助成をする制度です。 この活動は、組合員の皆さんからの募金を原資にしています。 ぜひ多くの方に〝応援の輪〟に加わって欲しいと思います。 4月5日からは、長野県への商品供給をスタートさせました。 素晴らしい商品、それを作る生産者やメーカーの想いを長野県の方に伝え、持続可能な社会づくりに寄与して行きたいと思います。 コロナウイルスの影響もあり、先行きは不透明ですが、組合員とのコミュニケーションが弱まることのないよう、様々な情報発信チャネルを取り入れ、事業と活動に取り組んでまいります。 引き続きのご協力をよろしくお願い致します。専務理事志村 宏司新年度のご挨拶2021年度がスタートしました