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概要

あーしあん355

一般的な牛乳の殺菌方法(市販の約9割以上)パスチャライズド殺菌方法温度時間超高温瞬間殺菌(UHT) 120~130℃高温短時間殺菌(HTST) 72℃以上低温保持殺菌(LTLT) 62~65℃2~3秒15秒以上30分こんせん72牛乳は、ココ!▼牛乳の殺菌方法2安心安全な牛乳を追い求めて 戦後学校給食等の場で出されていた脱脂粉乳は、前回の東京オリンピック開催の頃(1964年)を境に牛乳にとって代わり、牛乳の消費量は急速に増加していきました。しかしその品質はビタミン等の添加物や水が加えられた加工乳であったりと、牛乳とうたっていても満足できるものではありませんでした。そのような背景の中、家庭では「安心して飲める本当の牛乳」が切望されていました。 冷涼な気候で広大な敷地の中、草地型酪農が丁寧に行われ、全国でも原乳の細菌が一番少なかった北海道根釧地区を産地に定め、「こんせん牛乳」は動き始めました。牛乳本来の風味を残し、たんぱく質を熱処理によって破壊することがないパスチャライズド製法72℃15秒殺菌に至るまでには、1979年の開発開始から実に8年もの歳月がかかり、その間組合員の皆さんからも、勉強会や情報発信、届いてからの温度管理等のご協力をいただきました。産地の確保、流通の仕組みなど様々な問題を乗り越えて、1987年に「こんせん72牛乳」が商品化しました。こだわったのは「しぼりたての味」 低めの殺菌温度だから生乳本来の風味が生き、ほんのりした甘みとコクを感じます。たんぱく質の熱変性が少なく、サラッっとしたのみ口が特徴です。 しぼりたての味に近づけるため、「産地パック」を選択。新鮮なうちに生産地区内の工場で殺菌し、そのままパック詰め。翌々日には組合員のもとへ届きます。祝こんせん牛乳40周年~この牛乳をもぉ~1杯!~街を走る「こんせんくんトラック」・・・パルシステムのシンボルキャラクターこんせんくんは、今日も大活躍!そのこんせんくんは、牛乳から生まれたキャラクターです。昔からパルシステムの代名詞ともなってきた牛乳ですが、パルシステム、産地、メーカー、そして組合員の皆さんと「私たちの牛乳をつくろう」と試行錯誤しながら、苦労の末生み出した牛乳が、今年で40周年を迎えました。