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概要

パルレポート

5事業を通じての地域・くらしのお役立ち私たちにできること法人利用生活協同組合は長年にわたり食の安全を追及する先駆的な存在であることや地域の中核となって福祉事業に取り組んできた活動が高く評価され、2007年に生協法が改定され、法人向け供給(員外利用)が一部可能になりました。それに伴い、パルシステム山梨でも2013年に山梨県より認可を取得し、法人向け商品提供を開始しています。2019年度末には幼稚園・保育園や介護施設、小中学校など県内登録数223団体となり、財団法人山梨県学校給食会の登録業者としても認可を受けています。くらしサポート近年、少子高齢化が進み、若年層では核家族化、高齢者では夫婦世帯や独居世帯も増加しています。高齢・産前産後・子育ての支援などに加え、障がい・病気・けが、また生活の中での「ゆとり」作りなど、様々な場面で支援を必要とする方が増えており、環境整備が必要となっています。そうしたくらしの中でちょっと手助けが必要な組合員と、少しならお手伝いができるという組合員が、“お互いさまの気持ちで支えあう活動”を基本として生れたのがパルシステム山梨の『くらしサポート』です。CO・OP共済組合員の暮らしを保障の分野でサポートする仕組みとして、パルシステム共済連合会、日本コープ共済連合会を契約引受団体として、CO・OP共済を取り扱っています。ケガや病気、災害など組合員のくらしの「もしも」を保障する生協の共済です。コープ共済は「自分の掛け金が誰かの役に立つ」という組合員同士の助け合いの心を形にしています。またよりよい地域社会の構築に向けて、組合員が自主的に行う子育て支援や福祉助け合い活動、ライフプランニング活動、健康維持活動を「たすけあい活動助成金」という形でサポートしています。産地とのつながり組合員や職員が直接産地を訪問し、生産者の取り組みやこだわり、自然や生きものの大切さを、実際に体験して実感する交流をすすめています。また全国各地の生産者が山梨に来県して、学習会や料理教室を開催するなど、生産者と消費者の信頼や絆を深めています。その他、産地の栽培方法や生産履歴を組合員と生産者がともに確認し合う二者認証制度の公開確認会を1999年よりおこない、生産者と組合員のより良い関係性を保っています。フードドライブ貧困問題への取り組みとして、フードバンク山梨主催「子ども支援プロジェクト」への協賛をおこなっています。年2回、組合員を対象に「フードドライブ」を実施し、合計約1,000キロの食品を集めることができました。集まった食品は、役職員で仕分けを行い、フードバンク山梨(南アルプス市)へお届けし、生活に困窮する子どもたちのいる各家庭へ届けられます。地元スポーツを応援しています。地元のスポーツの力で地域を元気にする想いから、ヴァンフォーレ甲府の存続の危機(2001年)から支援を続けてきました。これまでユニホームスポンサーやピッチ看板や選手カード作成のなど、地域のみなさんと共に熱い応援をおこなっています。また子どもたちの活躍の場、スポーツ文化の支援として、8歳以下対象の「第17回パルシステム山梨杯U-8キッズフットサル大会」を開催しています。2019年度は県内14チームが出場し、一生懸命ボールを追いかけました。