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概要

パルレポート2022

5地域・くらしのお役立ち私たちにできることパルシステムでんき商品づくりを通して「食」と「農」をつなぎ、環境や生きものの命を大切にする社会を目指してきました。そして、東京電力福島第一原発事故を受け、電力事業に取り組んでいくことも、次世代に豊かな自然環境を引き継いでいける活動だと考えました。日本の電力源の多くは、石炭や石油、天然ガス、それに原子力。いつか枯渇する資源や、危険と隣り合わせに得るエネルギーではなく、自然界に常に存在し、環境にもやさしい再生可能エネルギーを。「パルシステムでんき」は、産直産地と協力しながら、持続可能な電気をお届けしています。くらしサポート近年、少子高齢化が進み、若年層では核家族化、高齢者では夫婦世帯や独居世帯も増加しています。高齢・産前産後・子育ての支援などに加え、障がい・病気・けが、また生活の中での「ゆとり」作りなど、様々な場面で支援を必要とする方が増えており、環境整備が必要となっています。そうしたくらしの中でちょっと手助けが必要な組合員と、少しならお手伝いができるという組合員が、“お互いさまの気持ちで支えあう活動”を基本として生れたのがパルシステム山梨の『くらしサポート』です。CO・OP共済組合員のくらしを保障の分野でサポートする仕組みとして、パルシステム共済連合会、日本コープ共済連合会を引受団体として、CO・OP共済を取り扱っています。ケガや病気、災害など組合員のくらしの「もしも」を保障する生協の共済です。コープ共済 は「自分の掛け金が誰かの役に立つ」という組合員同士の助け合いの心を形にしています。またよりよい地域社会の構築に向けて、組合員が自主的に行う子育て支援や福祉助け合い活動、ライフプランニング活動、健康維持活動を「たすけあい活動助成金」という形でサポートしています。「市民活動助成金」制度地域の活動が活発におこなわれ、元気に明るく楽しいくらしを願う、地域貢献の取り組みとして2002年より設けています。この制度開始から延べ220を超える団体へ総額3,500万円超の助成を行いました。【2022年度助成団体】・結の家子ども会・能満寺親子手話教室・北杜自主上映会・河口湖アレルギーの会・一般社団法人ほらじゅう・共に咲く花の会・フードローカル(food local)・つばさプロジェクト・山梨マイクロプラスチック削減プロジェクト・富士見てしごと組とPono(ポノ)コラボレーション地域と協働で生活サポート地域住民の安心・安全なくらしの実現を目的に、これまで27市町村(山梨県25・長野県2)・2社協との見守り事業に関する協定を締結いたしました。2018年度には山梨県内の配達エリア全ての市町村と締結となり、2021年度は、新たに供給を開始しました諏訪市・岡谷市と締結となりました。この協定は、日々の配達業務や仲間づくり業務中に、地域住民の異変の察知や何らかの支援を必要としている方を発見した場合に関係機関へ連絡すること。また生命・身体・財産に関わる等、緊急通報が必要と判断した場合は、消防署や警察署へ通報する仕組みです。はじめてばこプロジェクト山梨に生まれてきてくれた赤ちゃんに「おめでとう」「ありがとう」の想いを込めた「はじめてばこ」の活動を通し、必要な情報発信と応援(見守り)に取り組み2年が経過しました。子育てパパママの心の支えにと、SNSによる子育て支援情報の配信や健康科学大学産前産後ケアセンターによる子育てアドバイスなどの配信を行っています。美しい自然や歴史、文化、そして美味しい果物がたくさんあるここ山梨に、生まれてきてくれた赤ちゃんとご家族の素敵な未来を願って。また赤ちゃんにとって山梨がかけがえのない“故郷(ふるさと)”となりますように。