ブックタイトル社会貢献レポート2017

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概要

社会貢献レポート2017

6地域の見守りと被災地の支援その他地域と協働で地域の生活サポート地域住民の安心・安全な暮らしの実現を目的に、これまで23市町村・2社協との見守り事業に関する協定を締結してきました。この協定は、日々の配送業務や仲間づくり業務中に地域住民の異変の察知や、何らかの支援を必要としている方を発見した場合に関係機関へ連絡すること。また生命・身体・財産に関わる緊急通報が必要と判断した場合、消防署や警察署へ通報する仕組みです。また2016年度あらたに笛吹市と「災害時における相互協力に関する協定書」をすすめ、地域における大規模地震や自然災害発生時に、相互協力により住民の方々の早期安定を図る事を目的にしています。熊本地震ボランティア2016年4月14日に発生した熊本地震により、甚大な被害を受けた熊本市の復旧のため、2名の職員を派遣しました。このボランティアは、熊本県宇城(うき)市よりパルシステム生活協同組合連合会が避難所における要請を受け、パルシステムグループ(1都8県)会員生協で連携して支援しました。パルシステム山梨からは6月7日より1名、6月28日より1名派遣し、2ヶ所の避難所の炊き出し活動にあたり、避難されている方へ暖かい食事を提供することができました。被災地域の方の一日も早い復興を願い、パルシステム山梨では、こうした活動にできる限りの支援を今後も進めます。福島の子どもたち保養プログラムパルシステムグループでは、組合員からのカンパを活用しながら福島県在住の子どもたちに放射線量の不安を感じることなく過ごしてもらう活動に取り組んでいます。パルシステム山梨では、2016年8月に「富士山の麓、山梨で…夏の思い出をつくろう2016」と題して、パルシステム福島のご家族10組(26名)を受け入れました。富士山の魅力を感じる体験や山梨の生産者との交流などをおこない、放射線量を気にせずに安心できるひと時を過ごしていただきました。フェアトレード商品の普及 ぱるはぴ国内でまかなえず海外から輸入している商品は、「フェアトレード(公正な貿易)」でアジアなどから輸入しています。フェアトレードとは、立場の弱き人々が正当な報酬を受け、自立することを目指す仕組みのことです。カタログでは、バナナ・エビ(エコシュリンプ)、チョコレート(冬季限定)などがあります。この活動をより身近に知っていただきたいという思いから、中央市に店舗「フェアトレードショップぱるはぴ」を開店しています。地域イベントへの出張販売もおこなっています。地元スポーツを応援しています地元のスポーツの力で地域を元気にする想いから、ヴァンフォーレ甲府の存続の危機(2001年)から支援を続けてきました。これまでユニホームスポンサーや、現在ではピッチ看板や選手カード作成の他、「パルシステムスペシャルマッチ」や「エスコートキッズ」などを開催し、地域のみなさんと共に熱い応援をおこなっています。また子供たちの活躍の場、スポーツ文化の支援として、8歳以下対象の「パルシステム山梨杯U-8キッズフットサル大会」を開催しています。2016年度は県内13チームが出場し、日頃の練習の成果を発揮し、一生懸命ボールを追いかけました。オープンカレッジ組合員はもちろん、地域の方に「食や農」「地域を元気にする」学びの場として、2007年からオープンカレッジを開講しています。2016年度は8月にTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をテーマに、国際ジャーナリストの堤未果氏による「報道されないTPPの真実と守るべき日本の宝」を開催。3月には脱原発をテーマに、河合弘之監督の「日本と再生~光と風のギガワット作戦」を上映しました。