ブックタイトル社会貢献レポート2018

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概要

社会貢献レポート2018

7地域の見守りと被災地の支援その他フェアトレード商品の普及 ぱるはぴ国内でまかなえず海外から輸入している商品は、「フェアトレード(公正な貿易)」でアジアなどから輸入しています。フェアトレードとは、立場の弱き人々が正当な報酬を受け、自立することを目指す仕組みのことです。カタログでは、バナナ、エビ(エコシュリンプ)、チョコレート(冬季限定)などがあります。この活動をより身近に知っていただきたいという思いから、中央市に店舗「フェアトレードショップぱるはぴ」を開店しています。昨年には店内をリニューアルし、フェアトレード商品の充実、また来店された方がゆっくりくつろげるカフェスペースなどをあらたに設けています。地元スポーツを応援していますスポーツの力で地域を元気にするという想いで、ヴァンフォーレ甲府の存続の危機(2001年)から支援を続けてきました。これまでユニホームスポンサーやピッチ看板「パルシステムロード」の他、「パルシステムスペシャルマッチ」や「エスコートキッズ」などを開催し、地域のみなさんと共に熱い応援をおこなっています。また子どもたちの活躍の場、スポーツ文化の支援として、8歳以下対象の「第15回パルシステム山梨杯U-8キッズフットサル大会」を開催しています。2017年度は県内13チームが出場し、日頃の練習の成果を発揮し、一生懸命ボールを追いかけました。オープンカレッジ組合員はもちろん、「地域を元気にする」学びの場として、2007年からオープンカレッジを開講しています。2017年9月には「核兵器のない社会に向けて 私たちができること」を開催しました。講師の川崎 哲氏は、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員であり、ICANは10月にノーベル平和賞を受賞しました。3月には、東電福島第一原発事故の影響で、被ばくしてしまった飼育牛と、その殺処分通達に抗い・苦闘する畜産農家を5年の年月をかけ、丹念に追い続けた、命の尊厳を問うドキュメンタリー映画「被ばく牛と生きる」を上映しました。地域と協働で地域の生活サポート地域住民の安心・安全な暮らしの実現を目的に、これまで25市町村・2社協との見守り事業に関する協定を締結してきました。この協定は、日々の配送業務や仲間づくり業務中に地域住民の異変の察知や、何らかの支援を必要としている方を発見した場合に関係機関へ連絡すること。また生命・身体・財産に関わる緊急通報が必要と判断した場合、消防署や警察署へ通報する仕組みです。2017年度あらたに身延町と甲斐市と協定を締結し、配送エリア全ての市町村と締結しました。福島の子どもたち保養プログラムパルシステムでは、組合員からのカンパを活用しながら福島県在住の子どもたちに放射線量の不安を感じることなく過ごしてもらう活動に取り組んでいます。今回で5年目となり、2017年8月には「富士山の麓、山梨で…夏の思い出をつくろう」と題して、パルシステム福島のご家族10組(25名)を受け入れました。富士山の魅力を感じる体験や山梨の子どもたちとの交流、また地元生産者の圃場でぶどう狩り体験や交流をおこないました。