生活協同組合パルシステム山梨では、この度FSC森林認証紙「やまなし森の紙」シリーズを、優先使用するコピー用紙として全事業所で切り替えを開始します。
これまでグリーン購入推進として、古紙配合率100%のコピー用紙を使用してきましたが、「やまなし森の紙」シリーズでは、地元・山梨の森林の木材 チップが使われており、県産材の有効活用が促進されること、さらには県内林業・紙業等への波及効果も期待されることなどから使用を決定しました。
A4サイズから使用を開始し、以降、製紙工場(青森県八戸)の被災復旧の状況に応じて、A3・B4への使用を拡大します。パルシステム山梨 全事業所でこのコピー用紙を利用することで、乾燥木質チップにして、年間約7トン分の県産材(間伐材・未利用材)利用に繋がると試算しています。
今年は国際森林年、また恩賜林御下賜100周年という年でもあります。当生協の利用開始が、地域の方々の森林への関心を更に高め、有効活用促進の一助になればと考えています。
「やまなし森の紙」
- グリーン購入法適合商品、古紙配合率70%以上。
- 国際的なFSC森林管理認証を受けた県有林の木材チップが提供されている。
- 生産・加工・流通過程もCoC認証の事業者の元、適切に行われている。
やまなし森の紙、詳細については「やまなし森の紙推進協議会」のHPをご参照下さい。
