総代
総代
↑24年度総代の方はこちらより
総代は、パルシステム山梨 長野の運営に参加する、組合員の代表です。
パルシステム山梨 長野(生協)は出資した組合員みんなが主役!でも全員が集まって物事を決めるのは難しいので、組合員の“代表”として「総代」を選び、総代会での生協運営・方針の賛否を中心に、くらしの中で感じた想いや生協への期待を伝えていただく…など、大切な役割を担っていただいています。
組合員による組合員のための消費者組織です。
生協とは、「(消費)生活協同組合」のことで、消費者一人ひとりがお金(出資金)を出し合い、組合員となり、協同で運営・利用する組織です。「こんな商品がほしい」「こんな取り組みが必要」など、生活(くらし)の中から生まれる、さまざまな「ねがい」を組合員の力で実現する「営利を目的としない非営利の相互扶助の組織」です。共感の輪を広げながら、地域社会づくりにも積極的に関わってきています。
例えば株式会社では、出資(元手となるお金を出すこと⇒株主)と利用(商品やサービスを買うこと⇒顧客)と運営(経営すること⇒経営者)をそれぞれ違う人が担い、成り立っています。出資者への利益分配が最大の活動目的となります。
生協の場合、“出資”“利用”“運営”全てを組合員自らが担うという仕組みで、利益分配ではなく、事業・活動を通じた組合員の生活向上への貢献が最大目的となります。
このような形態で様々な活動の場で「協同組合」が作られています。2012年は国際協同組合年となるなど、協同組合はよりより経済・社会の建設に貢献できるとして国際的にも評価されています。
組合員のニーズと願いを受け、組織としてひとつの意志のもと、事業・活動を進めるため、3つの機関を設けています。
生協は組合員が出資・運営・利用する組織ですが、加入者全員を集め、全て組合員参加で、組織運営していくことは現実的ではありません。組合員のニーズと願いを実現していくためには、組織の意志決定に沿って、日々の業務や活動をすすめていく機関-“人”や“会議”が必要です。生協ではその主な機関を「総代会」「理事会」「監事(会)」と位置付けています。
(1)総代会(最高意思決定機関)
総代会は、全組合員の中から選出された、組合員の代表である『総代』が集い、生協組織の運営決定(事業方針や決算承認、定款の変更、役員選挙など)を行う生協の最高決定機関です。
【株式会社との違い】
内容 |
生協 |
株式会社 |
---|---|---|
最高決定機関 |
総代会 |
株主総会 |
〃 への出席対象 |
総代(組合員の代表) |
株主全員 |
〃 での議決権 |
1人1票(出資・利用額に関係なく) |
1株につき1票 |
(2)理事会
総代に代わり、業務執行・運営に関する重要事項を審議・決定し、日常的な業務執行の報告を受け、監督します。理事会は日常的な業務を執り行う(常勤)理事と、事業・活動にくらしの視点を活かす(組合員)理事で構成し、事業と運動のバランスが保たれた運営をはかります。
(3)監事会
財産状況や、理事の業務執行が適正に行われているかどうかを監査するための機関で、各種会議への出席や会計監査、またセンター施設・イベントの訪問など多岐に渡ってその役割を遂行します。
生協の運営や方針への意思反映や、決定を行うため、全組合員の中から選ばれた代表が『総代』です。総代の主な役割は次の3つです。
① 総代会の議決に参加する
② 方針に沿った活動を確認する
③ 組合員目線で方針づくりに参加する
●年間のスケジュール
総代に関する年間の動きは、次の通りとなります。お仕事などされていて、参加のお時間が取れない組合員も多く、同じ立場で総代として感じる想いも大切です。参加できない場合は、内容がわかる資料送付等、サポートさせていただきます。
①中間報告会
年度方針に対しての、取り組み・活動が報告されます。状況を確認いただきます。
②方針説明会
次年度の方針をご説明します。ご意見をお寄せください。
③議案説明会
総代会前に、議案提案の説明など、詳しく聞くことができます。
④総代会
方針などの議案について「賛成」「反対」の意思を示して頂く場です。
※出席できなくても、「書面」や「委任」で意思をお出しいただけます。
総代になるためには「総代選挙」という手続きが必要です。これは「定款」「総代選挙規約」に基づき、総代選挙管理委員会よりの「公示」(=選挙チラシ、HP等)で内容が示されています。任期は1年間となります。
※組合員登録されている方ご本人以外はご家族でも総代にはなれません(代理も不可)。
■ お問い合わせ
窓口:管理・運営本部 組織運営部 組織運営課
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