パルシステム山梨

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今週のうまい甲斐

   11月1回うまい甲斐 

 

正月になぜ餅を食べるの?
平安時代から宮中で行われていた健康と長寿を願う正月行事に“歯固めの儀”(はがためのぎ)があります。これは、正月の三が日に硬い食べ物を食べて、歯を丈夫にし、健康を願う儀式でした。餅以外にも大豆、大根、ごまめ、イノシシの肉、干し柿など硬いものが“歯固めの儀”では食されていたようです。

 

稲や米の霊力は、それを醸して造る酒や、搗き固めて作る餅の場合には、さらに倍増するとも考えられました。餅が古くから神妙な食べ物であったことを物語る伝説は、奈良時代に編纂された『豊後国風土記』や『山城国風土記』に残っています。餅を弓矢の的に見立てて射ようとしたところ、その餅は白鳥となって飛び去り、人びとは死に絶え水田も荒れ果てたというのです。白餅は白鳥に連想されており、決して粗末に扱ってはならないもの、神妙な霊性を宿すもの、と考えられていました。

 

鏡餅は、文字通り円い鏡の形をあらわしているとか、心臓の形をあらわしているとか、また丸く円満な人間の霊魂をかたどっているなどと言われていますが、同時に、年神様の神霊が宿る聖なる供物として大事な意味もあります。お雑煮は、お正月に神様にお供えした野菜やお餅をひとつの鍋で煮て食べる…つまりは神様と同じものを食べてゲンを担ぐとして食されています。「菜を餅上げる」→「名を持ち上げる」という意味があるそうです。

 

新年の家々にその聖なる生命力とよい運気が人びとに分かち与えられるよう、“餅を食べる”という伝統行事を、子どもたちにきちんと伝えながら、食べ物を神聖なものとして考える日にしてもよいのかもしれませんね。

 

 

森本さんの米作りのこだわり
小麦・クローバー草性米というオリジナルの農法です。完全無農薬米作りのために10年以上も前から試行錯誤してきました。米収穫後、次年度の米作りの為の緑肥として、赤クローバーと小麦の種をばら蒔いています。もち米の種籾を播くときは、小麦と赤クローバーが生い茂っている上からばら蒔き、籾が地面の上に落ちるように、ロータリー機で軽く攪拌。同時に、繁茂している小麦とクローバーをロータリー機で倒しながら鎮圧していくことで地温が上り、発芽しやすくしています。 この栽培方法の大きな利点は、苗作り・田起こし・代かき・田植えといった煩雑な作業が省略でき、畑の草をマルチにして地面を被うため除草剤の必要もなく、雑草が極めて少なくなるということです。稲そのものが持つ生命力の強さ・豊かさを味わえるもち米ですので、ご賞味いただけるとうれしいです。

 

 

米・もちを“備えよ 常に”!!
地震のみならず、最近災害が多いですね。山梨で記憶に新しいのは、大雪の時の雪害で、物流が完全に止まってしまいました。米のレトルトもいいですが、米さえあればステンレスの保温水筒やスープジャーでお粥ができます。お留守番の高齢者や離乳食、忙しい人のお弁当にも知っておくと便利です。

 

『作り方』

  1. お湯に余裕があれば先に水筒を温めておく。
  2. 米を40g水筒に入れ、熱湯を300cc注いで蓋をきっちり締める。
  3. 4時間ほどたてば、お粥が作れます。

基本のお粥にコンソメや鶏がらスープ、乾燥野菜、オリーブオイルなども取り混ぜるとオリジナルのリゾットになります。

 


 

11月2回うまい甲斐

 

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