パルシステム山梨

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映画上映&緊急学習会

映画上映&緊急学習会

-このイベントは終了しました。-

主催:パルシステム山梨 課題推進チーム「ゲノム編集」

イベントレポート

91()パルシステム山梨 課題推進チーム「ゲノム編集」主催による映画上映と学習会を開催(笛吹市)し、140名の方が参加しました。

 

今、国はゲノム編集食品に対し、他の遺伝子を挿入するゲノム編集以外は、表示も規制も特にしないという方向で進んでいます。

それは、自然界でおこる突然変異と同じなので判別できないというのが理由です。

情報の開示も開かれた論議もなされない中で、すんなり決まってしまったこの方針を受けて、パルシステム山梨でも「表示と規制」を求める署名活動を開催することになりました。

11月末の全体集約に先がけ、表示がないという状態がどういうことかをドキュメンタリー映画「たねと私の旅」によって、また、遺伝子組み換え食品をはじめとする食の安全性に多くの疑問を抱かれ、情報発信を続けてくださっているジャーナリスト、天笠啓祐氏による「ゲノム編集とは?また、何が問題なのか?」を学習する機会としました。

同時に署名活動もスタートいたしました。

 

 

料理はたねから始まる・・・

映画「たねと私の旅」は、ごく当たり前の“食と暮らし”を守るため、遺伝子組み換え問題と長年向き合うカナダ人母娘の姿を追ったドキュメンタリー映画です。

映画の中では、遺伝子組み換え食品が市場に出回り始めた時に多くの国が表示義務を設けたのに対し、主人公オーブの住むカナダとアメリカは表示義務がなく、結果、次第に企業が開発する遺伝子組み換えの種が広がり、生産現場は特許によって「たねを採る自由」を奪われているという事実が描かれています。

 

壊してよい遺伝子などはない! 

講演会では、ゲノム編集操作技術が生まれ、遺伝子組み換え技術は失敗であったという歴史を振り返るところからスタートします。

遺伝子組み換えは、他の遺伝子を挿入する技術であり、その操作する精密さが欠けていましたが、ゲノム編集はピンポイントで遺伝子を操作することが可能になったことが一般的には強調されています。

もっと厳密にいえば、生命体の遺伝子はその特徴を増長する遺伝子と抑制する遺伝子のバランスで成り立っており、そのどちらかを壊すことによって、バランスを崩させ、極端な特徴を強調させる技術になります。

こういった開発は、人間にとって都合よく改変され、また特定企業の独占にもつながる危険性を抱えています。

天笠氏は、根本的に壊していい遺伝子などはなく、改変された種子が自然界へもたらす影響は計り知れないと強調。また、種子という生命体のもとを特許という形で独占しようとする競争が始まるようになり、そうなると規模からいって日本企業は太刀打ちできません。

表示規制がないことで、ゲノム編集されていてもNONGMOとして販売されるケースが多く、有機の現場でも規制はない状態で今、進んでいます。そして間もなく食卓にゲノム編集食品登場します。

私たちにできることは、政府に対し、表示と規制を求めることや自治体の小さなエリアから独自の条例〔*1〕を作るといったことでなんとか回避する方向性を見出すことが重要。

また、これからこそ、生産者とのつながりが大事であり、しっかりした産直システムのある、出どころあるところから購入し、生産者と一緒に種子を守ることが必要になってくるだろうと締めくくられた。

 

 

 

近年、TPP、種子法廃止、ゲノム編集といった流れは一貫して「イノベーション戦略」に基づくものと考えられます。

映画を通して、「芝生だった庭を全部畑にして、野菜を育てて、収穫して、料理をして、そのすべてを娘に伝えました」という普通の営みに本来の暮らしがいかに大切かを気づかされた人も多いと思います。

今回の問題は、そういった普通の暮らしが根本からできなくなってしまうかもしれないという危険性を多く含むものでもあります。

配給レーベルの藤本さんは「日本は、世界最大の遺伝子組み換え輸入国です。問題は、遺伝子組み換えについて“知る権利”を、みんなが持っていると思い込んでいることです。」とパルシステム情報メディア KOKOCARAhttps://kokocara.pal-system.co.jp/2019/09/02/modified-gmo/?via=j-member-p01

でも語っていますが、隠れている事実が多く、知らずに食べてしまっていることが多い事を指摘しています。

難しい問題ですが、未来に向けた安全性を確保するためにも避けることなく、まずは表示と規制を求めていきましょう。

 

〔*1〕

自治体単位で条例を作っているよい事例として、今治市の「食料の安全性と安定供給体制を確立する都市宣言」が取り上げられました。

https://www.city.imabari.ehime.jp/nourin/tisan_tisyo/

 

本日の資料、または署名用紙がほしい方はご連絡ください。

TEL;055-243―6327

課題推進チーム「ゲノム編集」担当;倉田 小林

いつ:
2019年9月1日 @ 1:00 PM – 4:00 PM
2019-09-01T13:00:00+09:00
2019-09-01T16:00:00+09:00
どこで:
いちみや桃の里ふれあい文化館
日本、〒405-0073 山梨県笛吹市一宮町末木921−1
料金:
無料
連絡先:
パルシステム山梨 運営室 *営業日は月~金
055-243-6327

 

◆保 育:あり(有料300円/生後6か月以上~)

 

  1. 申込期間:8月2回、8月3回、8月4回の注文用紙にてお申込みください。
  2. イベント申込番号:108006
  3. 保育申込番号  :108014
  4. 注文用紙もしくはインターネットでお申し込みください。