パルシステム山梨 長野

国産・産直・環境にこだわり、安心・安全の食材をお届けします。

大潟村職員研修に行ってきました

大潟村職員研修に行ってきました

2013.7.15パルシステム山梨 長野

15_16月28日(金)~30日(日)の2泊3日でパルシステム山梨職員2名とパルシステム群馬職員2名と合同で、元気な稲穂「あっこちゃん」の産地、秋田県大潟村へ職員研修に行ってきました。

 

初日は、八郎潟干拓地を維持、管理する基幹施設の1つである「南部排水機場」と「防潮水門」を見学。排水機場は、干拓地内に全部で4つありますが、 南部排水機場は他の排水機場の看視、遠隔操作を行うなどして水位を調整しています。防潮水門は干拓地への海水の侵入を防ぐなどしています。ここでは、展望 室へ上がり、水門と八郎潟全域を一望できました。次に大潟村で収穫されたお米を精米、保管する施設「カントリーエレベーター」を案内していただきました。 ここには1時間で4トンものお米を精米できる機械がありましたが残念ながらこの時は稼動しているのを見ることができませんでした。その後、大潟村の歴史や オーリア21の取り組みについてなどの産地プレゼンテーションを行っていただきました。

 

2日目は、オーリア21会員の圃場へ行き、農作業体験をさせていただきました。午前中は代表である小熊さんの圃場で、暗渠と呼ばれる土壌作りの基盤にもなる作業と、トラクターの運転を体験。午後は販売担当である工藤さんの圃場で機械や手作業による除草作業を行いました。

 

最終日は、大潟村の歴史がわかる「大潟村干拓博物館」と秋田県の伝統とも言える「なまはげ」について学ぶことができる「男鹿真山伝承館」の見学。博 物館では、実際の海面と同じ高さに船が上に吊るされていたので改めて海抜0メートル以下に立っているということが実感できました。伝承館では、なまはげの 実演が行われていて、なまはげ習俗を体験出来ました。

 

この研修を通じて、農業の楽しさや、その反面の大変さや苦労も知ることも出来ました。それと同時に生産者がどういった想いで大潟村という場所で生活 し、農業を行っているのかを学べました。今回の研修で得たことは私たちにとってとても貴重な体験となりました。今後は日常業務を通じて、組合員さんや職員 へ、生産者の想いを伝えられるように頑張りたいと思います。