パルシステム山梨 長野

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みつばちプロジェクト(仮称)を行ないました

みつばちプロジェクト(仮称)を行ないました

2011.5.13パルシステム山梨 長野

13 パルシステム山梨は、山の都ハニープロジェクトと連携し、まちなかに油田をつくろう会が落合町で栽培していた菜の花畑に、西洋みつばちの巣箱を設置し、菜の花の蜜を採取しました。地域でみつばちが減少しているとの情報も多く、市民団体の進めている菜の花畑で、みつばちを飛ばしてみたいという思いから、山の都ハニープロジェクトの相談し、実現しました。

3月27日に巣箱を設置、4月8日にはさらに2箱を追加して、菜の花の蜜を採取しました。約800坪(2,640平方メートル)に菜の花が咲き、4月初めには黄色のジュータンができるほどの広さですので、たくさんのみつばちが自由に飛びまわっていました。

13_25月8日に3団体の会員が、菜の花が散ってしまった菜の花畑に集まりました。4月8日に設置した巣箱を開けると、たくさんのみつばちが巣枠に群がっていました。こちらの巣枠は蜜が付いていないものを入れていたため、上部に集められた蜜は、ほとんどが菜の花の蜜ということでした。巣枠を取り出し、手回しの遠心分離機で搾蜜しました。また3月に設置した巣箱の巣枠は、越冬のために残しておいた蜜の上に、菜の花の蜜が追加されていることから、百花蜜(何種類もの花蜜が混じりあったはちみつ)として搾蜜しました。

搾蜜体験を終えた後、集まった方達で、パンに付けて試食をしたり、牛乳で割って試飲もさせていただきました。菜の花の蜜は、大変香りが良く、マイルドな味わいでした。

みつばち1匹が集める蜜は、小さなティースプーンで3分の1程度の量だそうです。今回試食した蜜も大変貴重なものだと思いました。

写真:1枚目は菜の花の巣枠から取り出した時の様子。2枚目は遠心分離機で取り出した蜜をびんに保管している様子。