10月8日(土)に北杜市高根町で五町田エコロじぃ「田んぼ塾」の稲刈りを行いました。
爽やかな秋晴れに恵まれ、組合員さん6家族、生産者4名、パルシステム山梨職員4名の総勢24名が参加し、昔ながらの鎌を使った手刈りと手押しタイ プの稲刈り機で約2時間をかけて1反の田んぼの稲を収穫しました。田んぼ塾は今年で3年目となりますが、初年度から参加していただいているベテラン組合員 さんや小さなお子さんを含めた元気いっぱいのご家族、また昨年まで自然農法でお米を栽培されていたご夫婦など、それぞれ個性を持ったメンバーが集まっています。
ハレの日である稲刈りはみんな真剣な表情で大人から小さなお子さんまでテキパキと動き、一粒の稲も無駄にしないように丁寧に収穫作業を行いました。 刈り終わった稲はハザ掛けを行い、天日乾燥しますが、おおよその収量が測定できる脱穀までドキドキしながら待つことにします。
稲刈り後は釜戸でご飯を焚いて、みんなで昼食交流会を行いました。体を動かして働いた後のお米の味は格別です。また、釜のまわりのおこげも香ばしくて食欲をそそります。 お米とお味噌が中心の質素なメニューでしたが、お米の美味しさやみんなでご飯を食べる楽しさを思いきり満喫することができました。
それにしても五町田の田んぼを巡る風景はいつも美しく、私たちに大切なものは何であるか語りかけてくるような気がします。金色に輝く田んぼで稲刈りをした こと…、みんなで美味しいご飯をほおばったこと…、かけがえの無い時間を過ごすことができたこの瞬間が幸せであることを心から感じることができました。
