パルシステム山梨 長野

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「やまなし県有林J-VER」を購入し、CO2排出量を埋め合わせ、削減しました

「やまなし県有林J-VER」を購入し、CO2排出量を埋め合わせ、削減しました

2012.4.24パルシステム山梨 長野

生活協同組合パルシステム山梨では、この度、山梨県が販売する「やまなし県有林J-VER」の購入を行い、35トンのCO2排出量を埋め合わせることで、排出総量の削減を行いました。

この間、パルシステム山梨では太陽光発電を始めとする事業所のエコオフィス化、また車輌についても、バイオディーゼル燃料の使用やハイブリッドカー 導入など、事業活動で排出するCO2の削減取り組みを行ってきました。また、どうしても削減できない排出量を他の場所での削減・吸収でオフセット(埋め合 わせ)する「カーボン・オフセット」について、これまで「グリーン電力証書」の購入で、太陽光や水力でつくられる環境付加価値を購入し、相当する電力使用 量のCO2削減に置き換える取り組みを行ってきました。購入にあたっては山梨県産を指定し、地元の再生可能エネルギー取り組みの支援につながるように心が けてきました。

さらなるCO2総量削減への取り組みとして、2012年3月に山梨県より「やまなし県有林J-VER」35トンの購入を行いました。これは県有林の 間伐により増大した森林のCO2吸収量を、認証機関からCO2のオフセットに使うクレジット「J-VER」として認証され山梨県が販売を行っているもので す。

パルシステム山梨では昨年11月から、県有林チップ使用の「やまなし森の紙」コピー用紙の使用も始めていること、CO2削減も地域密着で進めていきたいこと、また購入資金が、更なる森林整備にあてられることなどから、「やまなし県有林J-VER」購入を決めました。

これがCO2削減と共に山梨県の森林整備に役立つという点について、広く認知され、関心が高まることに貢献できればと考えています。

 

参考:山梨県森林環境部県有林課さんHP

 

画像:J-VERの発生や移転の流れ図