パルシステム山梨 長野

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いちのみや生協まつりin上野原市へ出展しました

いちのみや生協まつりin上野原市へ出展しました

2012.9.25パルシステム山梨 長野

パルシステム山梨食の安全・食育委員会は9月22日(土)に上野原市の文化ホール(もみじホール)にて開催されたいちのみやセンター生協まつりへ、市販のハムやウインナーなどに含まれている食品添加物の亜硝酸塩テストで出展しました。

 

ご覧いただいている皆さんはご存知かとは思いますが、市販されているハムやウインナーは、食肉の加工処理により、血の色素であるヘモグロビン、ビオグロミンなどが酸化され、褐色になり、美しい色が無くなります。そこで、肉の桃赤色を固定させるために、亜硝酸塩などが発色剤として使われます。

 

亜硝酸塩は発ガンとの関係で問題になっており、亜硝酸塩が食肉、魚肉のジメチルアミンというチッ素化合物と反応して、ニトロソアミンという発ガン性物質を作るからです。

 

しかし、ビタミンCがこの反応を阻止することがわかってきました。そこで、ハムやソーセージのメーカーは、発色剤の亜硝酸塩と一緒に酸化防止剤(ビタミンCが多い)を使用するようになりました。

 

これらのことを、実際にパルシステムのハムと市販されているハムとを使用し、分析用の試験紙で亜硝酸塩の反応をご来場いただいた方々にお見せし、パルシステム商品をおすすめすると共に、お買い物に行った際も見た目の美しさで購入しない、表示を良く見る、加工品ばかりに頼らない、疑わしい食品を食べ続けないなどを訴えました。

 

また、ハムの体重クイズも同時に行い、お子さんたちがチャレンジをしている場面も見られました。まだまだこれからも成長していくお子さんにはぜひ安全な食品を選び、できるだけ加工食品に偏らず、素材を家庭で調理する「家庭の味」を味あわせてあげたいものですね。

 
これからも食の安全・食育委員会は組合員さんや地域の方々に食の安全や食育をひろめる活動を行なっていきます。