1月23日、ぴゅあ富士にて「恩納村のもずく」を中心に学習会ともずくの料理教室を開催。先週降った雪でキャンセルがでたものの、17名の参加者に来ていただきました。

もずくは、カロリーが低く、ヘルシー食品。それだけではなく、ミネラル・ビタミンはもちろん、水溶性食物繊維のフコダイン含有量がずば抜けてあります。このフコダインは、糖分を吸収する速度をゆるやかにしたり、胃腸の悪い菌の働きを抑制する効果や免疫アップ、抗癌作用もあると言われ、サプリメントにもなっているほどの今や注目の成分。胃腸の風邪やノロウィルスが流行る時期には特に食べたい食材ですね。

そんな優れたスーパー食材の「もずく」ですが、もずくもいろんな種類があって、「太もずく」「糸もずく」、そのふたつのいいとこどりをした新品種「恩納村もずく」とあるそうですが、「恩納村もずく」はパルシステムだけでしか手に入れることができない貴重な商品です。

「恩納村もずく」は、どれだけ貴重か…というと、通常のもずくと違い、2006年に恩納村の生産者が偶然に発見した新種のもずくで、原藻は恩納村でしか生産できないそうです。ヌメリが強く、シャキシャキの歯ごたえで2011年に品種登録され、褐藻では日本初の登録。2036年まで独占的生産権を得ている品種を加工メーカーである(株)井ゲタ竹内が保存料を使わず、家庭のやさしい味をお届けしたいと高技術の加工を行い、パルシステムのPB商品としてお届けされています。

今回はその貴重な「恩納村のもずく」の味付けしていないもずくと味付けもずくの両方使ったお料理提案をしていただきました。味付けしていないもずくでは、「もずくのサラダ」「ヒラヤチー(チヂミ)」「もずくソーメン」を。味付けもずくでは「巻き寿司」「もずくの納豆ユッケ風」デザートに「もずく入り牛乳もち」を提案。三杯酢でそのまましか食べるしか知らなかった人がほとんどだったので、こんなに料理法があると毎日でも食べたいわーと感激していただきました。

アンケートには、もずくにも色々品種があること、市販品との食べ比べをして始めてカップの大きさではなく、中身の量の多さを知ることができた、食感も品質も三杯酢の味も全然違ってパルシステムのもずくがこんなに美味しかったとは!!…と皆さんほんとに感激した様子でした。また、そのもずくを買うことによって、沖縄の海の環境保全にも役立っていることもわかり、「恩納村のもずく」ファンがかなり増えたようです。参加者の中には、「お友達が毎日もずくを食べていたら白髪がなくなったのよ」と言われて、私ももずくを食べようと思っていたところだったので、そのお友達にも「恩納村のもずく」をすすめます!!と言ってくださいました。

来年も開催したいと思っていますので、ぜひ今回来られなかった方は足を運んでくださいね。