いちのみやセンターサポーターは、10月1日(火)に大月市民会館にて、「鶏肉学習会 プロもびっくり!サムゲタンみんなで作ってみよう!」を総勢29名の参加者のもと、開催しました。
今回の企画は、米沢郷牧場の阿部さんとパルミートさんの小田さんをお招きして学習会と料理講習会という2本立てで行いました。
米沢郷牧場では、鶏にストレスのかからない環境とこまめな管理で、健康な鶏を育てることを目指しています。自然の光と風の入る開放鶏舎で、一坪当たり40羽前後という「薄飼い」をしています。
また、ヒナ導入から出荷までの全期間で、抗生物質を与えていません。餌に有用な微生物を混ぜたりして健康に育てています。
さらに、日齢60日まで安全な餌でゆっくりと育ててから出荷するので、鶏肉に味がのり、おいしさが違います。飼料のトウモロコシや大豆粕は遺伝子組換えでないものを使用。自前の工場で飼料を配合しています。地域の生産者と協力して、休耕田で飼料米を生産し、飼料に加えています。鶏の飲み水をBMW生物活性水プラントで改善することで、鶏の腸内細菌を整え、餌の消化吸収が良くなっています。
今回の企画は、こだわりの鶏肉を「サムゲタン」や「ブロッコリースプラウトと鶏肉のサラダ」「ゆで鶏と温野菜のバジルソース添え」を作り、また、市販品との食べ比べも行いました。参加された組合員さんからは、味の違いに驚いたという感想をたくさんいただきました。
生産者の事を消費者が知り、それを応援していく事で、日本の農業、畜産が維持向上できるのだと思います。パルシステム山梨では、これからも産地を守り、日本の農業が維持発展できるような諸活動をこれからも継続していきたいと思います。
