河田昌東さんを講師に-遺伝子組み換え・放射能から身を守る方法-と題し、講演会を開催。当日は69名の方にご参加いただきました。
2月にも同じ企画・タイトルで講演を開催し、沢山の申込みがありましたが、当日は大雪の影響でキャンセル者が相次いでしまいました。ただ参加された 方からは、とても良いご意見を頂き、参加できなかった方からはもう一度開催してほしいという要望を多数いただきましたので、この度、第2弾として開催をお こないました。
河田さんは、分子生物学者であり、生物の営みを分子レベルで解析する専門家になります。名古屋大学理学部で研究生活をしていた1970年代に四日市 ぜんそくの調査に当たったことを機に、各地の公害問題に科学者の立場から取り組んできました。チェルノブイリ原発事故の後は、ウクライナの被災地で、医療 支援や農地の再生などさまざまな活動を続けました。また、現在は福島に定期的に行かれており農業再生のお手伝いも始められています。
今回は、遺伝子組み換えと放射能の2大問題ですので、2時間の講演ではとても足りなかったのですが、河田さんの経験をもとに話していただきましたので、非常に説得力があり、難しい問題を理論立ててわかりやすく説明して頂きました。
アンケートでも沢山の質問を承っており、参加者の関心の高さが伺えました。
食の安全・食育委員会では「食」を通して、添加物や遺伝子組み換え食品についてなど、正しい知識を組合員・地域の皆さまに身に付けて欲しいと思い、活動をおこなっています。
今後も様々な企画をおこなって参ります。