パルシステム山梨環境委員会では、2月4日(水) 山梨県青少年センターにて、エネルギー政策・脱原発講演会「福島のその時・今、そして未来」を開催し、40名の方にご参加いただきました。
パルシステム福島の和田佳代子理事長によるお話では、東日本大震災当時の状況や余震による被害、支援活動、また、福島県の全体での被害の違いと、産業などへの影響など、現地に住む方の生の声としてお伝えいただきました。
パルシステム事業としては、1・2週間の休業で復旧できた配送センターがある一方で、原発事故影響で、いまだ再開見込みのないセンターがある事。災害時に拠点となるように、配送センター機能強化をしたこと等をお話しいただきました。
今回の企画は、東京電力福島第一原発事故を受け、策定されたパルシステムグループのエネルギー政策推進の中で企画しました。後半には、パルシステムエネルギー政策推進委員会の白川委員長より、省エネや再生可能エネルギー推進などの取り組みと、電力小売り自由化などの社会変化から、今後の課題についてお話しいただきました。
被災地や、エネルギー問題などの現状をしっかりと理解しながら、パルシステムとして、地域・組合員さんと共に、取り組んでいけることを考え、今後もこのような機会を設けていきたいと考えております。
