今年度は、組合員限定の事前申込制、且つ午前・午後の2部制を導入し、「ゆったり」と組合員と生産者・メーカーがお話しできる空間づくりをコンセプトに開催。当日は1,100人(各部550名)の組合員と、約60の生産者・メーカー・団体が一堂に会し、相互「私たちの『選ぶ』が社会を変える」をテーマに交流を深めました。また当日は「圧搾一番しぼり菜種油(※パルシステムPB商品)」の菜種(非遺伝子組換え)産地であるオーストラリア・カンガルー島からも生産者が駆けつけました。生産者は通訳を介して組合員とコミュニケーションし、組合員は「いつも使っている商品の生産者とお話ができてよかった。これからも購入し応援したい」と、消費者と作り手が相互に想いを語り合う非常に良い機会となりました。こういった国際的な顔の見える関係づくりができるのもパルシステムの強みになります。
今の時代、とくに安さ中心になりがちな食に対して、こういった消費側と生産側とが同じ目線で話すことにより、同じ生活者として一番大切なものを共有できる場だとあらためて痛感しました。今後も双方にとっていい機会になれるような企画を検討していきたいと考えております。(当イベントはリユース(デポジット制)食器を導入し、環境に配慮した企画です。)
終わりに、パルシステムは組合員と共に、食べること・生きることを通じて、一人ひとりが安心してくらせる社会を次代につないでいきたい…と、「ほんもの実感!」くらしづくりアクションを展開しています。
