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第16回市民活動助成金報告会・交流会を開催

第16回市民活動助成金報告会・交流会を開催

2017.4.24お知らせイベント

4月15日(土) 2016年度にパルシステムが助成した市民活動団体の報告会をジットセレモニーホール甲府で開催しました。今年で16回目。

 

 

報告会・交流会のテーマは「みんなとつながる! One for all,all for one 」とし、今回は地域の市民活動団体の横のつながりを作ることを目的としました。参加者は過去15年遡り、助成をしてきた市民活動団体にも参加の呼びかけを行い、また組合員にも一般参加を呼びかけた結果、総勢約100名の参加者に来場いただきました。

 

2016年度助成した10団体の報告では、1団体7分という短い時間の中で簡潔に活動の様子をまとめていただき、また時には熱のこもったスピーチに会場がのまれ、おしゃべりもできないほど、どの方も熱心に耳を傾けていました。

 

 

 

また1団体メンバーがわかれて座っていただくよう、10テーブルをあらかじめセッティングさせていただきましたが、グループディスカッションに入ると皆さん、共通のテーマ「それぞれの活動を通した山梨を元気にするためには」ということで盛り上がり、活動分野も年齢層も幅のある方たちですが、熱い意見交換が展開され、相互に認め合い、アドバイスしあい、いい関係性が築けた機会となりました。

 

 

アンケートに「とてもいい交流会でした。また参加したいです」といった声をほとんどの参加者からいただき、市民活動団体が欲していたのは、実はなんの仕掛けもいらず、こういう交流の場だったということに気付かされました。

地域で草の根活動として頑張っている市民団体をつなげる役目は、ありそうですが実はなく、これからも続けるであろうこの市民活動助成金の在り方を生協として問われた年にもなりました。開催メンバーの反省会でも行政ではできていない「中間支援」という役割を生協がどう形にしていくのか?そんな時期に来たのではないかという意見交換がなされました。

 

 

地域でほぼ無償で頑張っている市民活動団体、この活動のおかげでどれだけの人が救われていることでしょう。そして社会にはこの活動を支援しなければ解決できない多様な課題があることに気付かされます。来年はもっと多くの人に来ていただき、ひとつのきっかけとなって「One for all,all for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」と考えて行動できるような地域になっていくことを期待したいと思います。

 

アンケートより

  • 色々な方々の活動を紹介していただき、勉強になりました。各地にあり、様々な分野にわたり、助成金を、実りあるものにとして活躍していることに改めて感激しました。
  • 参加させていただき、元気をいただきました。今回初めて助成していただきましたが、多くの方が活躍なさっていることが知れ、とても有意義な報告会でした。
  •  地域・社会をよりよくしたいと考える各団体のみなさまの活動を知る機会をいただき、ありがとうございました。それぞれ、目的は違っても重なる部分も必ずあり、いずれにしても、子どもたちの生きる社会に関連していることなので、多くの学びになりました。
  •  多くの団体も活動を聞くことができ、その活動の多彩さ、熱意に感銘を受けました。このような発表会をもっと広くの団体を募って“市民活動サミット”のようなものを実施すると面白いと思いました。
  •  山梨にずっと住んでいる私も今日の皆さまの活動報告を伺って本当に様々な活動をしている団体が多くあることに驚きました。また皆様の熱心さに私自身もエネルギーをいただき、できることをしていきたいと思いました。
  •  それぞれの団体の活動を聞いて、情報がない団体が多く、やはりネットワークが必要だと思いました。
  •  グループディスカッションでは、現子育て世代と先輩ママ世代とに分かれたグループではありましたが、そのために「世代間交流」の意義といったようなサブテーマとなりました。世代が違うと言え、それぞれの人生に一度は通る道の中で、それぞれの考え方や想いを共有し、伝え続けることで、将来の社会に活かせる財産となると思いました。
  •  報告会を聞いた後のグループトークはお互いをよりよく知ることができてよかったです。今回いただいた、“つながり”を大切に紡いでいきたいです。
  •  山梨の人たちも頼もしいです。つなげていくことです。パルさんの信念で形にしていってください。
  •  山梨にこんなに熱い志をを持っている方々たくさんいらっしゃることに感動しました。つきましてはパルシステムさまにお願いがあります。この場(報告会・交流会)を大学生に公開していただけますでしょうか。私自身、大学院に席をおいていますが、まわりには「人のために何かしたい」という学生がたくさんいます。しかし、彼らは何をどう始めてよいのかわからないのです。この“かくれた熱意”を先輩方に形にしていただければ大きな力になると思っております。