パルシステム山梨 長野

国産・産直・環境にこだわり、安心・安全の食材をお届けします。

理事長あいさつ

理事長あいさつ

2017.6.16お知らせ

 この度、パルシステム山梨の理事長に就任いたしました梅原隆子です。どうぞよろしくお願い致します。

 私がパルシステム(当時コープやまなし)に加入したのは二人目の子が出産間近の2000年の春でした。「しばらく買い物にいけない」という単純な理由でした。ところがその後の加入対応の職員さんの説明を伺っていると、それまであまり意識していなかった「環境」という言葉に出会いました。ビンは返却して再使用、肉や魚にトレーは使わない、牛乳パックはリサイクル、包材は可能な限りシンプルに、など今は当たり前だと思う事が驚きだったのです。「生協ってすごい!」これが私の始まりでした。

 それからはイベントや学習会に参加し食べることの大切さと生産していただくことへの感謝の気持ち、なぜ環境を守るのか、などを再認識すると共に、組合員同志が助け合うしくみや楽しく活動できる場があることも知り地域や社会の中で生協には役目がある、ということがぼんやり見えてきた気がしました。ならば私でも何かのお役にたてるのでは、と組合員活動に一歩を踏み出し数年の活動を経て2006年に理事となり今に至っております。これまで多くの方と出会い、助け助けられ、学び、伝えながら「くらし」という視点で世の中を見てきました。

 さて、その世の中をみますと、地球温暖化による異常気象や自然災害、懸念されているアメリカとの新たな貿易協定による食の安全を始めに様々な弊害や恐れ、終息の見えない福島第一原発の事故、格差社会、農業など食の生産現場で抱えている課題、少子高齢化など大きな問題が私たちのくらしを取り巻いています。

 パルシステムではこれまで様々な運動と商品をとおして「知ること」「伝えること」「変えること」に力を注いで参りました。それは多くの組合員さんの力があってのことです。今後は更に多くの方に「パルシステムに参加」していただき小さな力を寄せ集めて大きな力にしてゆきたい、そう想いを強くして私のご挨拶とさせていただきます。

 これからもどうぞよろしくお願い致します。