3月2日(土)ジット甲府プラザにおいて、オープンカレッジを開催しました。オープンカレッジは組合員に限らず、一般の方にも広く参加していただき知識を学ぶ場として毎年開催しております。今回は、ドキュメンタリー「甘いバナナの苦い現実」の上映会を開催し、86名の方にご参加いただきました。
フィリピン・ミンダナオ島での、大規模な海外資本のプランテーション農場における栽培と生産者・地域住民の実態から安く食べられているバナナがどのような状況で作られ、どう現地に影響しているかを学びました。
当日は、この作品の企画協力を行った株式会社オルター・トレード・ジャパンから小林様にもお越しいただき、そういった海外大手主導の市販バナナに対し、30年にも渡る民衆交易としてのバランゴンバナナの状況をお話しいただきました。
また、パルシステム連合会の大武様より、こういうフェアなトレードによるバナナを、しっかりと知って選ぶこと。関わる多くの人の幸せを選択できる「エシカル」な消費について、パルシステムとして取り組み、発信していること。公開確認会として生産者・消費者相互に認め合う関係づくりなどをお話しいただきました。
本日の上映とお話が、足元の買い物を見つめなおし、多くの人にとってより良い明日につながるきっかけの1つになれば…と考えます。