甲斐センターは3月21日(火・祝)に「突然の災害!!その時どうしたらいいでしょうか?=親子で一緒に体験してみよう!防災のアレコレ=」を、山梨県南アルプス市にある「木の国サイト」にて開催し、7組25名の組合員さんにご参加頂きました。
今年度、甲斐センターとしては初めてのリアル開催となりましたが、当日は晴天に恵まれました。講師に防災士・NPO法人あんふぁんねっと代表の軽部妙子様をお招きし、防災のお話あり、ポリ袋調理やパーソナルスペースの体験ありと大変有意義なイベントとなりました。
参加者の皆さんにポリ袋調理セットをお渡しし、まずはポリ袋調理からスタート。産直大豆とひじきの五目煮缶を使った「ひじきご飯」とホットケーキミックスを使った「蒸しパン」を作って頂きました。お米と水の分量をお子さんが一生懸命計ったり、ホットケーキミックスをポリ袋で楽しそうに混ぜたりしていました。完成までに30分ほどかかるので、その間に軽部様にから防災の基本についてお話して頂きました。
●旅行先で災害にあったら?
●家族バラバラの時に災害にあったら?
など、様々なケースを想定したお話は大変参考になり、参加者の皆さんも熱心にメモを取りながらお話を聞いていました。
防災のお話の後は、防災の体験・展示ブースに移動して頂きました。
- 3日分の買い置きセットを実際に背負ってみよう!コーナー
- 段ボールトイレの展示と体験コーナー
- 3日目セットの紹介コーナー
- 避難所のパーソナルスペース体験コーナー
- 100均グッズで揃う防災用品の紹介コーナー
防災用品は、実際に目にしたり、使ったりする機会が無いので、参加者の皆さんも興味津々でブースを回っていました。外には、キャンプ用のテントを使った簡易トイレの紹介・車に設置できるテントの紹介もして頂き、たくさんの防災用品を体験することができました。
ブースを回った後は、いよいよポリ袋調理の試食です。お子さんたちも恐る恐る袋を開けていましたが、いざ食べてみてそのおいしさにびっくり!!ツナ缶を使った「ツナじゃが」と「安心米わかめご飯(アルファ米)」の試食もして頂きました。避難所で出されるご飯は冷たいものが多いので、温かいご飯が食べられるとホッとするそうです。ご家庭でも簡単にできますので、ぜひ作ってみて下さい。災害はいつも突然起こります。日頃からの備えと防災への意識を常に持つことがいかに大切かということを学びました。
参加者の声(一部抜粋)
- 防災グッズを持っていたりしても、実際にどうすればいいか(食べ物など)など、いろいろ勉強でき、とても有難かったです。
- 初めての参加でした。とても楽しく有意義な時間でした。夫、娘も一緒に防災について体験できたので、本当に良かったです。なんとなく人任せで何とかなるだろうと、簡単に考えていたこともあり、少しずつ揃えたり、日々の中でもポリ袋調理などできたらと思いました。楽しく参加できました。ありがとうございます。
- とても参考になりました。登下校中に災害にあったら、ここまでは学校、ここまでは家に避難するというのを決めておこうと思います。旅行先などでも常に避難場所など確認しておくようにしようと思います。災害食も初めて作ったので、これから活かせるので良かったです。
- ポリ袋炊飯をテレビで見て、やってみたかったので、試食までできて良かった。パーソナルスペースの広さを実際に見ることができ、良かった。3日目ボックス、用意しようと思います。
甲斐センターでは、今後も参加してみたい!と思っていただけるようなイベントを企画してまいります。組合員の皆様のご参加をお待ちしております!