今週のうまい甲斐(5月3回)
今週のうまい甲斐(5月3回)
2017.5.06
『平飼い自然卵10ヶ入り』
●注文番号:107018 ●価格:408円(税込441円)
『平飼い自然卵10ヶ入り(年間契約)』
●注文番号:107000 ●価格:408円(税込441円)
パルシステム山梨の組合員さんへ特別企画
こだわり産地の家庭菜園用肥料(鶏糞)届出;山梨県 第3-27-3号
『峡南鶏友会産地 市川養鶏場の醗酵ケーフン』15kg
●注文番号:107301 ●価格:300円(税込)
※10袋以上になると250円/袋で購入できます。
まごはエサがいのち。こだわったエサを食べた鶏の糞なので、とてもいい肥料になります。窒素分が少なめなので、果樹にはとてもいい肥料です。うちの田んぼや畑は肥料はこれだけ。米は甘くなるし、米の実入りもよく、歩留まりもいいですよ。(市川さん談)
お渡しの流れ
主要な成分含有量
いのちをいただく・・ということ
生き物を食べるということは、当たり前ですが自然をいただくこと。。。食物連鎖の一番上に立つ‘人’は、いろんないのちを頂いて生命を維持しています。しかしながら、食欲によって必要以上に食べたいと思ってしまったり、狩りをしなくても食糧を調達出来たり、加工品として保存したり・・と叡智によって食卓は欠かすことのない食事をすることができています。その反面、自然をいただいているということを忘れたり、無視してしまいがちです。今の消費の在り方に沿うためには、どうしても効率よく生産性を高めなくてならず、動物は本来の習性を無視して狭いところに密飼いされ、そのための病気の蔓延をふせぐためにワクチンや抗生物質を投与されています。
パルシステムでは、平飼いはもちろん、畜産においてアニマルウェルフェア(動物福祉)の考え方を取り入れ、今の段階でなるべく一番ベストな環境で飼育することを優先しています。食品を購入するとき、値段に翻弄されがちですが、いのちを頂くということをもう一度思い起こして、健康的な環境にいた‘いのち’を頂きたいですね。
峡南鶏友会は今年度 公開確認会を開催予定!!
たまごのこぼれ話
たまごはどんなに効率よく育てても鶏のお腹の中でたまごを作っている時間は22時間かかります。だから1日に2個も3個も産めないわけです。日を浴びれる環境にあれば、朝8時~12時くらいにたまごを産み落とし、午後から次の日の卵をつくる準備に入ります。また、鶏はとてもデリケートなため、22時間の間のちょっとした気温変化や騒音などの影響がたまごにすぐ響きます。そのために最近は温度管理や防音されたウィンドレスの鶏舎の中で、高層マンションのようなゲージの中で密飼いされ、昼夜を狂わせて随時たまごを産ませるような飼い方をされているところが多くあるそうです。
鶏の体温は41℃。平飼いや開放鶏舎は自然環境の影響があるため、人間と同じく、夏はバテ気味になり餌を少ししか食べなくなるので、卵が小さ目になったり、水分を多くとるので、水っぽくなったりします。季節で変わるのが自然の摂理といえますね。
平飼いという育て方
「平飼い(ひらがい)」とは、平たい地面のうえで、放し飼いの状態で飼うことです。よく運動することで健康になるのは人間も鶏も同じです。
鶏の本来の習性は、羽をきれいにするために砂浴びをし、1日に1万回以上地面をつつきます。土の中には無数の微生物が生きていますが、エサと一緒に土を食べることによって腸を整えることができます。(抗菌作用が生まれ病気に強くなります)卵を産むときは狭い箱にかくれます。夜は暗くなると目が見えなくなる鶏が安心して眠るために止まり木と呼ばれる木の上で休みます。平飼いはケージ飼いに比べて生産効率が悪く、卵の価格も割高になりますが、ストレスフリーの健康なたまごは‘昔のたまご’と言われ、味が濃く根強いファンが多いです。
卵はエサがいのち。だから自家配合飼料にこだわっています。
以上の飼料を季節によって配合比を変えながら与えています。
鶏は生き物なので、季節によって体調も変化します。鶏の健康を考えた上で、試行錯誤しながら作られたものです。市販では手間がいっさいかからない完全配合飼料が使用されたりしています。
卵には旅をさせるな!
昔から言われる言葉です。卵は鮮度が大切ですが、鮮度が急激に落ちる原因として2つが挙げられます
①温度変化
②振動
産地が近いことは新鮮な卵をお届けできる大きなメリットとなります。
公式YouTubeチャンネル パルシステム山梨より峡南鶏友会の動画配信中
※カタログ配布週:5/1~5/5 ご注文週:5/8~5/12
※うまい甲斐のご注文は、注文用紙もしくはインターネットでご注文ください。
※カタログ配布週:5/8~5/12 注文週:5/15~5/19