『被ばく牛と生きる』映画上映会
『被ばく牛と生きる』映画上映会
-このイベントは終了しました。-
主催:パルシステム山梨
3月4日(日)甲府市総合市民会館に於いて、オープンカレッジを開催しました。オープンカレッジは組合員に限らず、一般の方にも広く参加していただき知識を学ぶ場として毎年開催しております。
今回は、映画「被ばく牛と生きる」の上映会を開催し、160名の方にご参加いただきました。
この作品は、2011年の東電福島第一原発事故の影響で、被ばくしてしまった飼育牛と、その殺処分通達に抗い・苦闘する畜産農家を5年をかけ、丹念に追い続けた、命の尊厳を問う渾身のドキュメンタリーです。
当日来場者のアンケートより-抜粋
パルシステムグループとしても、2012年よりエネルギー政策として「減らす」「止める」「切り替える」を確認し、事業と運動を一体的に進めてきました。本映画にも協賛しております。
また昨年からは、FIT(再生可能エネルギー)電気中心の「パルシステムでんき」取り扱いも始めています。
改めて、原発事故の影響を深く胸に刻み、脱原発・再生可能エネルギー中心の社会への転換が進むよう様々な取り組みを、地域・組合員の皆様と一緒に進めていきたいと思います。
知られざる畜産農家の決意、軌跡に心を揺さぶられるドキュメンタリー。
2011年、福島第一原発事故から1ヶ月後、国は20km圏内を“警戒区域”に指定、立入りを厳しく制限した。強制避難を強いられ明日をも見えない農家は、涙をのんで従うしかなかった。震災発生当時に約3500頭いた牛は、牛舎につながれたまま残され約1400頭が餓死した。5月、農水省は放射能に汚染された食肉を流通させないため、20km圏内にいるすべての家畜の殺処分を福島県に通達し、生き残った大半が薬死された。
しかし、「自分たちが育ててきた牛が放射能汚染されたからといって、その命を奪うことはできない」という思いから、国が決定した殺処分の方針に納得できず、膨大な餌代を自己負担しながら牛を生かし続けようと決意した農家が現れた。ある農家は被ばくを覚悟で住んではならない居住制限区域で暮らし、別の農家は2日に1回60キロ離れた二本松市の仮設住宅から通い続けた。
存在が許されない声なき命を守りたい―。
本作は、故郷も仕事も奪われ、それでも経済価値のない牛を生かし続ける畜産農家の静かな闘いとふるさとへの想いを見つめ、生き物の命の尊厳を問う渾身のドキュメンタリー。直視するのが辛い光景や、胸が痛む場面もあるが、どうか目をそらさずに観てほしい。本作製作のきっかけとなった短編版『被ばく牛の生きる道』は、2015年ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》にて最優秀賞受賞。長編版のナレーションを務めるのは俳優・竹下景子。わたしたちが知らなければいけない福島の現実と切なさを映し出した衝撃作がいよいよ公開!
2月2回~4回のご注文用紙6ケタ番号にてお申込ください。
数量へ参加人数、保育人数をご記入ください。
108006:被ばく牛と生きる上映会 申込人数
108014:被ばく牛と生きる上映会 保育人数
【定 員】300名
【参加費】無料
【保 育】有(組合員300円・一般700円)
《お問い合わせ》
生活協同組合パルシステム山梨 運営室
℡.055-243-6327