2月7日(土)に大豆畑トラスト交流会 「豆トラ醤油の魅力再発見」を実施しました。場所:韮崎の井筒屋醤油さん、韮崎交流センター「ニコリ」
イベント内容
井筒屋醤油の見学
「豆トラ醤油」を仕込んでいただいている韮崎の井筒屋醤油さんで製造工程を見学させていただきました。醤油の基本的な仕込み方は創業当時と変わらず、ゆっくりと時間をかけて丁寧にお醤油を作っています。豆トラ醤油は約1年半かけてじっくり熟成しています。
大きなタンクで豆トラ醤油が醸造されている姿は圧巻でした。- 大豆生産者、豆トラ倶楽部のお話
9名の生産者に今年の大豆の栽培状況について、お話いただきました。今年の特徴は生産者によって収穫量に大きな差があったということです。差が大きかった要因として、日照不足、種を蒔く時期、大豆の品種、畑の条件、作業のタイミングなど… いろいろ挙げられましたが、あらためて無農薬で大豆を安定的に栽培することの難しさと収穫できた大豆はとても貴重なものであることを再認識させていただきました。 - 井筒屋醤油、山寺さんのお話
醤油の基礎知識、こだわりの醤油作り、豆トラ醤油について等、お子さんにもわかるようにお話いただきました。 - 「豆トラ醤油」当てクイズ
香り、色、風味、後味など、3種に特徴があり、3種全て当てるのはなかなか難しかったようですが、全て正解のグループもでました。やっぱり豆トラ醤油が一番。 - 昼食交流
豆ごはん、呉汁(大豆味噌汁)、大豆サラダ、大豆の落とし焼きなど大豆尽くしの料理を堪能させていただきました。大豆は食卓の主役になれるのです。
まとめ
今年で15年目を迎えるパルシステム山梨の大豆畑トラスト運動ですが、契約者は若干減少傾向にあります。しかし、この日の交流会を見て、未来は明るいことを確信しました。今回の交流会は年齢、性別、立場、いろいろな人にお集まりいただき、この交流会で感じたことはさまざまだと思いますが、美味しい大豆料理を食べながら笑顔で語りあう姿はとても活力のあるものだと感じました。
来年は畑でみなさまに再会したいと思います。大豆畑トラスト運動の舞台は「畑」であり、運動の真髄を知るためには「畑」に行くのが一番の近道です。おこさま、おじいちゃん、おばあちゃん、みんな揃って 大豆畑で逢いましょう。ありがとうございました。