和菓子 うさぎや(韮崎市)
和菓子 うさぎや(韮崎市)
言わずもがなの和菓子の名店であるこの店は昭和21年開店し、現店主滝田良樹さんは3代目。
戦後、この辺りで盛んだった製糸業を営んでいたが、製糸業が衰退、大家族を養うために、大福等の餅菓子やアイスクリームを商品にお店を始めた。
祖父の代からのクリスチャンで最初に付けた店名は「福音堂」。その後、二代目がもう少し親しみやすい名前をと「うさぎや」に。
サラリーマンをしていた現店主は結婚を機に店に入り、両親と作業をしながら教えを受け現在に至っている。
15年位前に東京で購入したものを口にして、美味しいと感じ作り始めた果物入りの大福は、今では常時2~3種類が店頭に並ぶ。
バナナは通年、いちごは12月から4月末、ブルーベリーは5月から8月中旬、シャインマスカットは8月中旬から10月中旬。様々な果物を試し、「これだったら…」と選んだ。
甘い果物が薄い牛皮とほどよい甘さの餡とクリームに包まれ、果実としての爽やかさが際立つ。
北海道産の小豆と白双糖を使った餡は自家製。国産のもち米は、お米の業者の後輩が厳選してくれる。指でつまむとふわふわで幸福感あふれる大福は他に、抹茶、豆、ジャンボがある。
いろいろな味を試してみたいと舞い上がって、あれもこれも3個ずつとお願いしていたら、「何人家族ですか…?」との問いに「3人です。」と我に返る。
保存料等無添加で美味しく食べることができるのは当日まで。食べきれる量を購入しよう!(取材日10月13日)
子ども連れOK
住 所 |
韮崎市本町1-11-4 |
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TEL |
0551-22-0273 |
営業時間 |
8:30~17:00 |
定休日 |
日曜日 |
日本、〒407-0024 山梨県韮崎市本町1丁目11−4