パルシステムグループでは組合員より「福島のこどもたち保養プログラム」カンパをおこない、1,226万7,373円が寄せられました。パルシステム連合会の会員生協では、福島の子どもたちを受け入れ、交流する保養プログラムの取り組みをおこなっています。
今回、パルシステム山梨も短期間ではありますが、8月19日~21日の日程で「富士山を眺め!山梨の夏を満喫しよう」と題し思いっきり山梨の夏を楽しんで頂ける企画を考え取り組んで参りました。
当日はパルシステム福島のご家族9組(計29名)に参加していただきました。
1日目:ぶとうの産地体験…
パルシステムの産地でもある「やはた会」の圃場でおこないました。バスでの長旅もあり降りた際には皆さんお疲れの様子でしたが、生産者から産地の取り組みを 聞いた後、実際に収穫したピオーネの美味しさに元気を取り戻したように感じました。
その後は宿泊先に向かい、石和での鵜飼・花火見学を見学しました。
2日目:遊園地、浅間神社、バーベキュー…
日中は富士急ハイランドで遊んでもらいました。やはり子供たちには遊園地は大好評で思いっきり遊んでいました。その後は北口本宮冨士浅間神社を見学。千九百 年以上の歴史があり、富士登山道の入り口でもある、霊験あらたかな神社を実際に浅間神社の方に説明していただきました。富士山が世界遺産にもなった事もあ り、大人も子供も興味津々で聞いていました。
そして、夜は宿泊先でのバーベキュー。パルシステム山梨の役職員も参加して交流を深めました。理事が作った「ふじさんクイズ」は大いに盛り上がりました。
3日目:鳴沢氷穴・樹海散策
富士山の噴火が生み出した鳴沢氷穴と樹海を散策しました。鳴沢氷穴は地下21mまで下る、総延長153mの竪穴式の洞くつで、天井が低いところもあり探検気分満点でした。また、樹海の遊歩道はガイドの説明を聞きながら散策をおこない学ぶ事も出来ました。
原発事故の影響、被災者支援の遅れもあり、特にこども達は窮屈なおもいを強いられています。今回はパルシステム福島の組合員さん9家族ではありますが、山梨・富士山を満喫してもらい、楽しい夏の体験を知っていただきました。
今後もパルシステム山梨では出来ることを行って参りたいと思います。