新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
日頃より組合員のみなさまにはお力添えをいただき、感謝申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年、みなさまは初詣に行かれましたでしょうか。私は毎年、住んでいる地域の神社へ家族と参拝に出かけるのが習わしとなっております。いつも家族の健康や娘たちの幸せなど多分神様への御祈願ベスト5の集計をしたら必ず入りそうなお願いをしております。
ですがここ数年、それに加え、切に願うのは「大きな災害が起きませんように」という願いです。そんな願いも虚しく昨年も大災害が起きてしまいました。大阪北部地震、西日本豪雨災害、北海道胆振東部地震、8月から10月にかけての台風被害、震度5クラスの地震も多数起きました。たくさんの尊い命と日常のくらしが奪われました。自然の猛威に私たちはとてもかないません。出来ることといえば日頃からの備えと地域での助けあい、そして台風や豪雨に対してはこれ以上、気候が変動しないよう社会のしくみや暮らし方を変えていくといった視点を持つことでしょうか。
とにかくまずは年の始めに願いたい、そんな気持ちです。
さて、私たちは昨年もいくつもの交流企画や学習会を開催し、心豊かなくらしづくりのお手伝いをさせていただいてまいりました。ここで主力となるのは組合員さんです。また、地域の中で地域のみなさんに向けて様々な活動を活発に行っているのも組合員さんです。
このように生協の活動を支える活動組合員について全国の生協で共通した課題があります。それは、活動に参加する組合員の減少という問題です。今、仕事を持つ女性が年々増えています。特に家庭の主婦の就業率は上がっています。現に私の友人の中にも専業主婦は思い当たりません。様々な職種はありますが大方平日の日中は働いています。この傾向が続くと、生協の活動を支える組合員や参加する組合員が増えていかない、もしくは減っていくということになります。今までの方法にくわえて、新しい形を作っていかなくてはより多くの組合員に参加していただくことは難しくなります。また、現在においてもたくさんの方に興味をもって参加していただけるよう知恵を絞りたいと思います。
生協は組合員の参加、参画があって成り立つ組織です。あらゆる形で組合員がつながっていけたら心豊かに安心して暮せるのではないかと思います。今年はちょっと何かに参加してみませんか?パルシステムって楽しいですよ!
2019年がみなさまにとりまして良い年になりますように!とご祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。
2019年元旦
生活協同組合パルシステム山梨 理事長