新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
昨年は事業・活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。日頃よりパルシステム山梨 長野の組合員の皆さまが支えてくださっていることに深く感謝申し上げます。
能登半島地震から一年が経ちましたが、残念ながら復興はまだ進んでいないようです。被災された方々や現地で支援活動をしている方々が、心の穏やかさを取り戻せるよう、これからも私たちができることをしていきたいと思います。
気候変動による気温上昇や異常気象の影響は今年も続きそうです。農産物の不作や魚介類の不漁、水の問題、健康、生物多様性など私たちのくらしにも大きな影響を及ぼしています。温暖化をこれ以上進めないためにも、くらしの中でできることの実践をぜひともお願いしたいと思います。
今年は国連が定める「国際協同組合年」です。同一の国際年が2回設定されるのは初めてのことで、農業協同組合や生活用同組合など、協同組合は身近なものではありますが認知度は高いとは言えません。認知を広げることも課題の一つです。協同組合の取り組みや認知を高め、協同組合への理解を広げる機会の年としていきたいと思っております。
被爆・終戦から今年で80年となり、昨年11月に「日本原水爆被害者団体協議会」(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞されました。引き続き、核兵器のない世界が実現されることを願い続けていきます。また世界では、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ問題をめぐる中東情勢の不安定化など、平和を脅かす事態が続いています。穏やかで安心してくらせる平和な日々が一日も早く訪れることを待ち望んでいます。
物価高騰などによりくらしは厳しさを増していますが、パルシステム山梨 長野は、一人ひとりのくらしに寄り添い、地域や組合員の皆さまにとって、なくてはならない存在となることを目指していきたいと思います。
2025年が皆さまにとって、素晴らしい一年となることをお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025年元旦
生活協同組合パルシステム山梨 長野
理事長