産直連続講座 伝えたい、パルシステムの「日本のこめ豚」
産直連続講座 伝えたい、パルシステムの「日本のこめ豚」
-このイベントは終了しました。-
主催:諏訪センターサポーター
諏訪センターサポーターは、10月10日(木)に諏訪センターにて「産直連続講座~伝えたいパルシステムの「日本のこめ豚」~産直産地ポークランド」を開催し18名の参加がありました。
日本のこめ豚の生産者「ポークランドグループ」代表、豊下勝彦さんが秋田から諏訪センターまでお越しいただき、動画を交えながらお話しして頂きました。豊下さんのお話を聞き、育てる豚への愛情と、日本の畜産や農業への危機感を感じました。以前より輸入飼料に頼る畜産に危機感を覚えていた豊下さんは、秋田で育てた飼料米を豚の飼料に配合して与え始めていました。東日本大震災の際には、飼料会社が被災し、飼料が届かない状況が続いたそうです。幸い、飼料米が手元にあったのでそれを砕いて豚の飼料を確保できたそうです。この日をきっかけに、さらに飼料米の配合を高め、今では飼料の40%に飼料米を配合し、それを食べた豚を出荷しているそうです。
豚舎も、稲わらが敷き詰められ、柵もしきりもない広い豚舎で、ストレスのない環境で育てられています。
おはなしの後は、秋田の豚舎から中継です。かわいらしい子ブタたちがのびのびと過ごしている様子を見ることができました。
座学の後は、日本のこめ豚の試食を行いました。シンプルに肉のうまみを味わっていただくため、焼いたお肉と、しゃぶしゃぶにしたお肉を食べて頂きました。「日本のこめ豚」は臭みがなく、ほんのり甘みを感じられるのはこの飼料米と飼育環境のおかげなのだなと思いました。
●参加者の感想(一部抜粋)
諏訪センターサポーターでは、今後も今後も参加してみたい!と思っていただけるようなイベントを企画してまいります。組合員の皆様のご参加をお待ちしております!
「日本のこめ豚」はできるだけ輸入飼料に頼らず、国産の飼料用米を使うことで食料自給率向上を目指す取り組み!当初10%で始まった国産飼料用米の配合率でしたが、現在は40%になっています。
飼料用米を食べた豚の脂身はオレイン酸を含み、口溶けがよくてくさみが少なく、さっぱりとした味わいに。また全体的に肉質がしっとりとするのが特徴です。
国産飼料米を活用するのは畜産のためだけではありません。田んぼは一度でも放置してしまうと、元に戻すのに相当の時間がかかってしまいますが、飼料用米を育てていれば食料危機が起こった際に主食用の米の田んぼに切り替えることが出来るのです。今回の講座では「日本のこめ豚」の魅力と美味しさを、座学と試食で実感していただけます♪
今回、豊下さんより、ぜひ山梨と長野の組合員さんにも「日本のこめ豚」を知ってほしいので諏訪センターに行きますよ!とのお話をいただき講師も会場参加でのイベントが実現!豊下さんは、パルシステムグループ1都11県にあるさまざまな生協で講師をしてくださっており、お話が楽しくて、分かりやすいと、多くの参加者様から感想をいただいています。
● 定員
● 保育:なし
● 申込締切:9月29日(日)