養老酒造＆酒蔵櫂（山梨市）｜生活協同組合パルシステム山梨長野

1849年創業の養老酒造に併設されているカフェ。酒蔵ならではの酒粕を豊富に使った料理がメニューに並ぶ。店名は、お酒のタンクをかき混ぜる櫂棒から名づけられた。もつ煮や豚の角煮等、煮込み料理には養老酒造の上質なお酒がたっぷりと使われ、柔らかくコクがあっておいしい。特に単品でも販売されている鮭の粕漬けは、一夏熟成された酒粕の床に5日間から2週間ほど漬け込むそうだが、その味は、漬けた期間や季節によっても微妙な味の変化があり、それを楽しんで欲しいという。運ばれて来た時には、スタッフに熟成期間を聞いてみよう。酒の香りがふんわりと口の中に広がり、生臭さがほとんどないので、魚が苦手な方へもお勧めしたい。　

　鮭の粕漬け、豚の角煮等メインになるお料理は、女将から伝授されたそうだ。定食に付けられる小鉢は、おつまみになるものをと考えているうちにできたものが多いという。日本酒でも風味がワインに近い物にはクリームチーズを使った料理を合わせてみたり、しっかりした日本酒には、牛筋を合わせてみたりとイメージしてメニューを決めている。材料でこだわっていることは、旬のもの、地元のものを使うこと。

ランチは他に蔵元ごはん（1750円）、週替わりプレートランチ（1230円）がある。セットで選べるお酒のアイスは、お酒がほんのり香る程度なので、お子様が食べても大丈夫。昔ながらの酒造りをそのままに仕込みを続けている酒蔵、予約が必要だが見学も兼ねた、お食事、お茶はいかが？

子ども連れＯＫ

住所	山梨市北567
電話	0553-22-4047
営業時間	酒の販売　　　　10：00～18：00 ランチ・カフェ　11：30～16：00 ディナー　　　　18：00～22：00（要予約）
定休日	月曜日（祝日の場合は翌日）