黎明荘(笛吹市)
黎明荘(笛吹市)
文明の夜明けという意味の名を持つ古民家カフェ。120年位前に建てられたこの古民家は、屋根が高く広く開放感があり、養蚕を生業としていた家が多かったこの地区では一般的だったそう。2019年の開店前に行った改装では、大切にしているモノへの『想い』、ずっと住み継がれ、使い継がれていくように意識した。もともとこの家にあった調度品や店主が個人的に収集していたアンティークが様々な場所に飾られていて素敵。特に目を見張る黒い大きな金庫は、当時の年代が感じられる。駐車場は隣の埋草神社参道の脇と鳥居の前に15台分。
店主は、「喧騒から離れた空間で、ゆっくりとした時間」を提供したいと話す。本日いただいたカレーは、自家農園の葡萄を使用しじっくり煮込まれていて、しっかりした辛みが味わいの深さを引き立てている。材料は出来る限り地産地消を目指していて、料理やスイーツ作りに使う桃、葡萄、李は自家農園製。
イベントや展覧会などにも使われる店内。「卵殻モザイクの研究会展」(11月)、笛吹市の作家庵Lysさんの「和紙のランプの灯り展」(12月)を開催予定。1ヶ月程展示され、普段通りに食事やお茶も楽しみながら見ることができる。11月から、定番のデミグラスソースハンバーグに代わり、冬に美味しい旬を迎える葱を使った和風ハンバーグへ。その他にカレードリアも加わり冬のメニューへ衣替え。店内は混み合うこともあるので、電話(15時以降)もしくはインターネットでの予約がスムーズ。
(取材日9月12日)
住 所 |
山梨県笛吹市御坂町竹居3304 |
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電 話 | 055-236-8965 |
営業時間 |
11:30~14:00(ランチ) 14:00〜16:30(カフェ)) |
定休日 |
月・火曜日、第1・3・5金曜日 |